膝のねじれを整える完全ガイド 脛骨回旋×膝コントロールトレーニング|育成年代の膝痛・オスグッド・着地ブレ対策

膝のねじれを整える完全ガイド 脛骨回旋×膝コントロールトレーニング 膝関節
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「また膝が痛い…」「オスグッドがなかなか治らない」「ジャンプの着地で膝がブレる」小学生・中学生・高校生アスリートを見ていると、筋力不足では説明できない膝トラブルが本当に多いいです。

そして、多くの場合、原因はシンプル。

膝が弱いのではなく、“膝がねじれている”だけ。

成長期は、骨の成長に対して神経や関節コントロールが追いつかず、走る・止まる・切り返す・ジャンプ着地のたびに膝の中で小さなズレが起きます。

このズレが続くとオスグッドジャンパー膝膝前の痛み着地の不安定パフォーマンス低下につながっていきます。

しかし、逆に言えば、膝のねじれを自分でコントロールできるようになるだけで、膝は一気に安定します。

この記事では、現場で実際に行っている脛骨(スネ)回旋コントロールバンドトレーニングCARs(関節コントロール)膝伸展再教育スクワット再学習まで、リハビリ〜競技復帰前までの流れをすべてまとめました。

小学生でもできる内容ですが、トップ選手ほど必ずやっている基礎です。

膝が痛くなる前に。壊れる前に。そして、もっと動ける身体へ。

ここからが本当の「膝づくり」です。

 

目次

脛骨ローテーションコントロール(スネ回旋コントロール)

やり方(超重要)

  1. 椅子に座る
  2. 片足を台やブロックの上に軽く乗せる
  3. 両手で膝を固定(ここ最重要)
  4. 太ももは動かさない
  5. 足首〜スネだけを左右にゆっくり回す
    脛骨(スネ)の回旋
  6. 内側→外側→内側と小さくコントロール
    脛骨(スネ)の回旋
  7. 反動は使わない

 

回数の目安

片脚:8〜12回 × 2セット
頻度:週3〜6回(練習前に入れると効果が出やすい)

 

強度

“キツい”より“丁寧にできる”強度を選ぶ。

大きく動かすより、正確にコントロールできることが最優先。

 

効いてるサイン(OK)

  • 膝はその場に固定できている
  • 足先の動きは小さいのにスネの奥が動く感覚がある
  • 終わった後に「膝が軽い」
  • 立った時の安定感が増える
  • 切り返し時の不安が減る

 

よくある失敗(NG)

  • 膝が左右に動く → 固定が弱い
  • 足首だけ動く → 動きを小さく&ゆっくり
  • 勢いで回す → 神経コントロールにならない
  • 可動域を欲張る → 小さく正確に
  • 速くやる → 逆効果

 

バンド抵抗あり(脛骨回旋+抵抗)

基本の「脛骨回旋(スネのねじれ)」ができてきたら、次は軽い抵抗(バンド)を加えると、
コントロールの精度がさらに上がります。

ポイントは2つだけ。
①膝をブロックに“押し当てて固定”
②足でバンドを“左右に引き裂くように”
これで、太もも(大腿骨)を動かさずに、スネ(脛骨)の回旋が入りやすくなります。

 


やり方(超シンプル)

  1. 椅子に座る(膝は約90度、足は床)
  2. 膝の内側をブロックに押し当てる(「膝が外に逃げない」固定)
  3. 足の前足部にバンドをかける(親指つけ根あたり〜甲の前側)
    バンド抵抗あり(脛骨回旋+抵抗)
  4. 両足でバンドを左右に引きながら、足先を小さく動かす
    バンド抵抗あり(脛骨回旋+抵抗)

このときの意識は「足首だけを動かす」ではなく、スネ(脛骨)が左右に回る感覚を探すことです。

 


回数の目安

  • 片脚:8〜12回 × 2セット
  • 頻度:週3〜6回(練習前に入れると効果が出やすい)
  • 強度:“キツい”より“丁寧にできる”バンドを選ぶ

効いてるサイン(OK)

  • 膝はその場に固定できている(ブロックに押し当てたまま)
  • 足先の動きは小さいのに、スネの奥が動く感じがある
  • 終わった後に「膝が軽い」「立った時の安定感が増える」

 

よくある失敗(NG)

  • 膝が左右に動く → 固定が弱い or バンドが強すぎ
  • 足首だけが動く → 動きを小さく&ゆっくりに戻す
  • つま先が丸まり過ぎる → 親指つけ根でバンドを“押す/引く”意識

痛みが出る場合は中止し、抵抗を弱める/基本編に戻すのが安全です。

腫れ・熱感・引っかかり(ロッキング)がある場合は、無理に行わず評価が必要です。

 

片側バンドで「内旋コントロール」

基本の脛骨回旋ができてきたら、次は片側バンドでのコントロール強化です。
これは実際のスポーツ動作(切り返し・着地)にかなり近い刺激になります。

目的はシンプル。
太ももを固定したまま、スネを内側にコントロールすること。

▲ スネが回旋する感覚を意識(足首だけ動かさない)

やり方

  1. 椅子に座り膝90度
  2. 両手で膝を軽く固定(ここ超重要)
  3. 前足部にバンドをかける(外側から引く)
    片側バンドで「内旋コントロール」
  4. 足をゆっくり内側へコントロール
    片側バンドで「内旋コントロール」

戻す時もゆっくり。

勢いで戻さず、コントロールしながら往復します。

 


回数

  • 8〜12回 × 2セット
  • 週3〜5回
  • 練習前おすすめ

 


ここが超重要ポイント

①膝が動いたら意味がない
→太もも固定が最優先

②動きは小さくてOK
→大きさよりコントロール

③足首だけ動かさない
→スネから回す意識

 


このトレが必要な子

  • オスグッド
  • 膝前の痛み
  • ジャンプ着地で膝がブレる
  • カッティング多い競技(バスケ・サッカー)
  • 成長期

膝の痛みは筋力よりコントロール不足で起きるケースが非常に多いです。

このエクササイズは膝を守りながらパフォーマンスを上げる現場でかなり使用頻度が高い内容です。

 

膝を守る「脛骨コントロールCARs」

膝の痛み・オスグッド・ジャンプ着地の不安定。

その多くは筋力不足ではなく「回旋コントロール不足」です。

このエクササイズは脛骨(スネ)を自分でコントロールする神経トレーニング

現場ではかなり重要度が高い内容です。

 


目的

  • 膝ねじれ予防
  • オスグッド対策
  • ジャンプ着地安定
  • 切り返し強化
  • ACL予防

 


やり方(超重要)

  1. 椅子に座る
  2. 膝を両手で固定(ここ最重要)
  3. 足首を内側へ(脛骨内旋)
    脛骨コントロールCARs
  4. 膝を軽く伸ばす
    脛骨コントロールCARs
  5. 足を外へ回す
    脛骨コントロールCARs
  6. 膝を曲げながら戻す
    脛骨コントロールCARs

ゆっくり円を描くように行います。
※速くやると意味なし

 


逆回しも必須

  1. 椅子に座り、膝を90度にセット
  2. 両手で膝(太もも)を固定する ※ここ最重要
  3. 足首をゆっくり外側へ(脛骨外旋)
    脛骨コントロールCARs
  4. そのまま膝を軽く伸ばす(完全ロックしない)
    脛骨コントロールCARs
  5. 足を内側へ回す(脛骨内旋)
    脛骨コントロールCARs
  6. 円を描くように膝を曲げながら元の位置へ戻す
    脛骨コントロールCARs
  7. ここまでで1周

ポイント
・膝が動いたらやり直し
・足首だけ動かさない
・小さく丁寧に動かす
・とにかくゆっくり

速く回すトレーニングではなく、
関節をコントロールする神経トレーニング

これが本当の関節コントロール。

回数

  • 左右 各5周
  • 逆回し5周
  • 1日1〜2セット
  • 練習前おすすめ

 


できていないパターン

  • 膝が動いてしまう
  • 足首だけ動く
  • 速すぎる
  • 雑に回す

小さく・ゆっくり・丁寧

これが最重要。

 


必要な選手

  • オスグッド
  • 膝前痛
  • 足首捻挫歴
  • ジャンプ競技
  • バスケ・サッカー
  • 成長期

 


現場視点

強い選手は膝がブレない

ブレない選手は脛骨コントロールができる

筋トレより先にこれ。

 

ニーエクステンション・クアッドセット(膝伸展コントロール)

目的

膝の伸展可動域の回復と、大腿四頭筋(特に内側広筋)の再活性化。

膝の安定性・ジャンプ着地・ダッシュ再開の土台作り。

 

やり方(超重要)

  1. 床に座り、片脚を伸ばす
  2. 膝の下にブロック or タオルを入れる
  3. 反対の脚は抱えて固定(骨盤安定)
  4. かかとを前へ遠くに出すイメージ
  5. 膝裏でブロックを押す
    ニーエクステンション・クアッドセット(膝伸展コントロール)
  6. そのままゆっくり膝を伸ばし切る
    ニーエクステンション・クアッドセット(膝伸展コントロール)
  7. つま先は軽く天井方向
  8. 2〜3秒キープしてゆっくり戻す

 

回数の目安

  • 片脚:8〜12回 × 2〜3セット
  • 頻度:週3〜6回(練習前が最も効果的)
  • キープ:2〜3秒

 

効いているサイン(OK)

  • 太もも前がじわっと収縮
  • 膝裏が床へ押し付けられる感覚
  • 終わった後、膝が軽い
  • 立った時の安定感が増える

 

よくある失敗(NG)

  • つま先だけ上げる → 膝が伸びていない
  • 太ももに力が入らない → 押す意識不足
  • 骨盤が後ろに倒れる → 背筋伸ばす
  • 反動で上げる → ゆっくり丁寧

 

強度設定

  • まずは自重のみ
  • 余裕が出たら足首に軽い重り
  • バンド抵抗を足先に追加もOK

 

痛みがある場合

鋭い痛みが出る場合は中止。

腫れ・熱感・ロッキングがある場合は評価優先。

 


現場メモ(トレーナー視点)

膝リハで最初に戻すべきは伸展

ここが出ないままスクワット・ジャンプに進むと再発率が上がる。

派手なトレより、この基本1種目が復帰スピードを決める。

 

種目名:バンドTKEランジ(膝伸展コントロール強化)

目的

膝の最終伸展コントロールを強化し、歩く・走る・ジャンプ着地の安定を作る種目。

前十字・半月板・ジャンパー膝リハでも重要。

 

やり方(超重要)

  1. 膝裏にバンドをセット(後ろから引かれる位置)
  2. 前脚にバンドがかかる状態で片膝立ち
  3. 体幹を軽く前傾し軸を安定
    バンドTKEランジ(膝伸展コントロール強化)
  4. 前脚の膝をしっかり伸ばし切る
    バンドTKEランジ(膝伸展コントロール強化)
  5. 膝裏でバンドを押し返す
  6. 伸ばし切った位置で2秒キープ
  7. ゆっくり元の位置へ戻る
  8. 常に膝は正面(内外ブレNG)

 

回数の目安

  • 片脚:8〜12回 × 2〜3セット
  • 頻度:週3〜5回
  • キープ:伸ばし切り2秒

 

強度設定

  • 軽め〜中強度バンド
  • “耐える”より“コントロール”重視
  • 伸ばし切れる強度が最適

 

効いているサイン(OK)

  • 膝裏〜内ももが安定する
  • 太もも前が自然に入る
  • 伸ばし切りで膝が軽い
  • 立位で安定感アップ

 

よくある失敗(NG)

  • 腰が反る → 体幹抜け
  • 膝が内側に入る → 股関節弱い
  • 勢いで伸ばす → 反動NG
  • 伸ばし切らない → 効果半減

 

レベルアップ

  • 立位TKE
  • スクワット連動
  • ジャンプ前ドリル

 

中止の目安

鋭い痛み・腫れ・熱感・引っかかりが出る場合は中止。

可動域確保 → 基本クアッドセットへ戻る。

 

 

現場メモ(超重要)

膝リハで最後に戻るのが伸ばし切り

ここが戻ると「走れる」「止まれる」「踏ん張れる」が一気に戻る。

派手なジャンプより、この1種目の完成度が復帰を決める。

 

ニーコンプレッション・モビリティ(膝関節スペース回復ドリル)

目的

膝関節の詰まり感・曲げにくさを改善し、関節内のスペースと滑走を回復させる。

屈曲制限・違和感・リハ初期〜中期に有効。

 

やり方(超重要)

  1. 膝裏に丸めたタオルを入れる
  2. 仰向け姿勢
  3. タオルが膝裏中央に当たる位置
  4. そのままゆっくり膝を曲げる
    ニーコンプレッション・モビリティ(膝関節スペース回復ドリル)
  5. タオルを潰すように圧を感じる
  6. 痛くない範囲まで曲げる
  7. 2秒止める
  8. ゆっくり戻す
  9. 呼吸止めない

 

別バージョン(正座モビリティ)

  1. 膝裏にタオル
    ニーコンプレッション・モビリティ(膝関節スペース回復ドリル)
  2. 軽く正座姿勢
    ニーコンプレッション・モビリティ(膝関節スペース回復ドリル)
  3. 体をゆっくり後ろへ
  4. 膝の中に圧を感じる
  5. 10秒キープ
  6. 戻る

 

回数の目安

  • 10回 × 2〜3セット
  • 正座ver:10秒 × 5回
  • 頻度:週3〜7回(毎日OK)

 

効いているサイン(OK)

  • 膝の奥にスペース感
  • 曲げやすくなる
  • 詰まり感が減る
  • 終わった後に軽い

 

よくある失敗(NG)

  • 強く潰しすぎる → 炎症悪化
  • 勢いで曲げる → NG
  • 呼吸止める → 緊張増える
  • 痛みを我慢 → 逆効果

 

強度設定

  • 痛気持ちいい圧まで
  • 鋭い痛みはNG
  • 軽めからスタート

 

中止の目安

腫れ・熱感・ロッキング・鋭い痛みがある場合は中止。

炎症期は圧を弱めるか休止。

 

現場メモ

膝が曲がらない原因は筋肉ではなく関節内の滑走低下が多い。

このドリルは関節にスペースを作るイメージ。

リハ初期〜復帰前まで、かなり使える1種目。

 

種目名:バンドアシスト・ニーリリーススクワット

目的

膝に負担をかけずにスクワット動作を再学習し、膝関節の動き・股関節・体重移動を整える。

痛みがある時期でもおこないやすいリハ〜復帰前の橋渡し種目

 

やり方

  1. ゴムバンドを膝裏に右、左膝順番にかける
    バンドアシスト・ニーリリーススクワット バンドアシスト・ニーリリーススクワット
  2. バンドは後方に固定(引っ張られる状態)
  3. 足は肩幅
    バンドアシスト・ニーリリーススクワット
  4. 軽く膝を曲げる
  5. お尻を真下へ落とす
    バンドアシスト・ニーリリーススクワット
  6. 体は少し後ろに傾けOK
  7. 膝は前に出すぎない
  8. バンドに支えられながらしゃがむ
  9. ゆっくり立つ

 

意識ポイント

  • 膝を前に突っ込まない
  • 股関節から動く
  • お尻真下
  • 足裏全体で立つ
  • 痛みゼロ範囲

 

回数の目安

  • 8〜12回 × 2〜3セット
  • 頻度:週3〜5回
  • リハ期:毎日OK

 

効いているサイン(OK)

  • 膝が軽い
  • しゃがみやすくなる
  • 体重が左右均等
  • 太もも前だけに入らない
  • お尻使える

 

よくある失敗(NG)

  • 膝だけでしゃがむ
  • 前に突っ込む
  • バンドが弱すぎる
  • 深さを欲張る
  • 痛み我慢

 

強度設定

  • やや強めのバンド推奨
  • 支えられる強さ
  • 痛みゼロで動ける強度

 

中止の目安

鋭い痛み・腫れ・熱感・不安定感が出る場合は中止。

リハ初期は浅めから。

 

現場メモ

膝が痛い人ほどスクワットを避けすぎる

バンドを使うと安全に再学習できる。

・ジャンプ復帰前
・ラン復帰前

かなり重要。

 

ヒールエレベーテッド・ニーセーフスクワット

目的

膝の負担を減らしながらスクワット動作を再習得する。

足首可動域が少ない人・膝痛がある人でも安全に下半身を強化できる。

リハ〜復帰前・フォーム再教育に最適。

 

やり方(超重要)

  1. かかとをプレートや板に乗せる(5〜8cm)
  2. 足幅は肩幅
  3. つま先はやや外
  4. 両腕を前に伸ばす(バランス用)
    ヒールエレベーテッド・ニーセーフスクワット
  5. 背中は軽く前傾
  6. お尻を真下へ落とす
    ヒールエレベーテッド・ニーセーフスクワット
  7. 膝とつま先の向きを合わせる
  8. 痛みない範囲までしゃがむ
  9. 足裏全体で立つ

 

意識ポイント

  • 膝を守るため「真下」へ
  • 前に突っ込みすぎない
  • かかと荷重キープ
  • 太もも前だけに入れない
  • 呼吸止めない

 

回数の目安

  • 8〜12回 × 2〜3セット
  • 週3〜5回
  • リハ期は毎日OK

 

効いているサイン(OK)

  • 膝が痛くない
  • しゃがみやすい
  • 股関節使える
  • 左右差減る
  • 立ち上がり安定

 

よくある失敗(NG)

  • 膝だけで動く
  • 勢いでしゃがむ
  • 深さを欲張る
  • つま先より内側に膝
  • 痛み我慢

 

強度設定

  • まず自重
  • 慣れたらダンベル
  • 痛みゼロ範囲

 

中止の目安

腫れ・熱感・鋭い痛みが出る場合は中止。

炎症期は浅めから。

 

現場メモ

足首硬い人ほど普通のスクワットで膝を壊す。

かかとを上げるだけで膝ストレスは激減する。

ジャンプ・ダッシュ復帰前必須種目。

 

ターゲット・ヒップタッチスクワット

目的

しゃがむ深さとフォームを安定させるためのスクワット再教育ドリル。

「どこまで下がるか」を明確にし、膝負担を減らしながら安全に下半身を強化する。

リハ〜復帰前・フォーム再教育・初心者〜育成年代に最適。

 

やり方(超重要)

  1. 椅子・ブロック・台を後ろに置く
  2. 足幅は肩幅
  3. つま先はやや外
  4. 腕を前に伸ばす(バランス用)
  5. 背中は軽く前傾
    ターゲット・ヒップタッチスクワット
  6. お尻を後ろ→真下へ
  7. お尻で椅子に軽くタッチ
    ターゲット・ヒップタッチスクワット
  8. 体重を抜かずそのまま立つ
  9. 反動を使わずゆっくり繰り返す

 

意識ポイント

  • 椅子に「座らない」
  • タッチしてすぐ戻る
  • お尻主導で動く
  • 膝はつま先と同じ方向
  • 足裏全体で支える

 

回数の目安

  • 8〜12回 × 2〜3セット
  • 週3〜5回
  • リハ期は毎日OK

 

効いているサイン(OK)

  • しゃがみの深さが安定
  • 膝の不安感が減る
  • 股関節主導で動ける
  • 左右差が減る
  • 立ち上がりがスムーズ

 

よくある失敗(NG)

  • 完全に座ってしまう
  • 勢いで立つ
  • 膝だけで動く
  • 背中が丸まりすぎる
  • 椅子が低すぎる

 

強度設定

  • まず自重
  • 慣れたらダンベル保持
  • 椅子の高さで調整
  • 痛みゼロ範囲

 

中止の目安

膝の鋭い痛み・引っかかり・腫れが出る場合は中止。
高さを上げて再調整する。

 

現場メモ

スクワットが崩れる人は「深さ」が毎回バラバラ。

ターゲットを置くだけでフォームは一気に安定する。

ジャンプ・ダッシュ復帰前必須ドリル。

 

まとめ|膝は鍛える前に「整える」

膝の痛みや不安定さは、筋力不足ではなくコントロール不足で起きているケースが非常に多いです。

特に育成年代は、

  • 骨が急激に伸びる
  • 筋肉が追いつかない
  • 神経コントロールが未完成

この状態でハードな練習を続けるため、膝トラブルが起きやすい時期です。

だからこそ大切なのは、鍛える前に整えること。

  • 脛骨(スネ)の回旋コントロール
  • 膝の伸展コントロール
  • 関節の滑走とスペース
  • 正しいスクワット動作

この順番で整えると、膝は驚くほど安定します。

強い選手ほど共通しているのは、膝がブレないこと。

ブレない選手は、膝を支える筋力だけでなく、関節をコントロールする力を持っています。

もし今、

  • 膝の違和感がある
  • オスグッドが長引いている
  • ジャンプやダッシュが怖い
  • 着地が不安定

そんな状態なら、筋トレを増やす前にこの記事の内容を実践してください。

膝は消耗品ではありません。

整えれば、何度でも変わります。

未来のパフォーマンスも、ケガ予防も、すべては「今の土台づくり」からです。

 

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