【腰痛】RTPロードマップ100 STEP

【腰痛】RTPロードマップ100STEP 腰椎・骨盤
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その腰痛、“治ったつもり”で復帰していませんか?

部活や競技に打ち込む成長期アスリートにとって、腰の痛みは放っておくと慢性化や再発につながる大きなリスク。


安静だけでは不十分。

段階的な復帰プログラム=RTP(Return to Play)が欠かせません。

この「RTPロードマップ100STEP」では、
受傷直後から完全復帰、そして再発予防までを、


できる/できないを“感覚”ではなく“基準”で判断できる
保護者・コーチ・選手本人が一緒にチェックできる

よう、100のステップに細かく整理しました。

🔸 「動いていいのはいつ?」
🔸 「試合復帰して大丈夫?」
🔸 「再発を防ぐには何が必要?」

そのすべてに“根拠あるチェック”で答えます。


復帰の精度が、未来のパフォーマンスを決める――
今、あなたの腰を、確かなステップで守りましょう。

目次

腰痛RTPロードマップ|STEP1〜10|受傷直後の応急対応と安静期

STEP1|活動の即時中止と安静保持

✅ DO 痛みを感じた時点で即プレー中止・無理をしない
🎯 GO 動かさずに安静姿勢を保てている

💡 HOW

  • 立位姿勢で背中を丸めない・ねじらない
  • 椅子に腰掛けるか仰向けで膝を立てて休む

STEP2|冷却または温熱の判断

✅ DO 急性なら冷却・慢性または筋性なら温熱
🎯 GO アイシングまたは温タオルを15分実施

💡 HOW

  • 炎症があるなら氷嚢、筋肉の緊張なら蒸しタオル
  • 冷温どちらもやり過ぎは禁物

STEP3|痛みの場所・種類を言語化

✅ DO 痛む場所・範囲・ズキズキ or 鈍痛かを把握
🎯 GO 家族・指導者・医療者に説明できる

💡 HOW

  • 「腰の真ん中がズキっと痛い」「左だけ重い感じ」など具体的に
  • 初期対応の選択ミスを防ぐ情報収集

STEP4|無理なストレッチを避ける

✅ DO 初期は前屈・後屈・ねじり動作を控える
🎯 GO ストレッチせずに痛みが落ち着いてきた

💡 HOW

  • やりたくなるが、炎症・損傷を悪化させる危険
  • まずは「触らぬ神に祟りなし」状態を意識

STEP5|移動時のサポート確保

✅ DO 立ち上がり・歩行時に無理をしない
🎯 GO 手すり・壁・家族の補助を活用できている

💡 HOW

  • トイレ・階段などでの動作に要注意
  • 保護者が1歩後ろに添えるだけでも違う

STEP6|痛みの記録を開始

✅ DO 痛みの程度・動き・時間帯ごとに記録開始
🎯 GO 翌日の変化が比較できるようになった

💡 HOW

  • VASスケール(0〜10)やLINE日報形式でOK
  • 保護者も共有できるようにする

STEP7|姿勢と体勢に注意する

✅ DO 腰を反らす・ねじる・急に立つを避ける
🎯 GO 再発リスクのある姿勢を自覚できている

💡 HOW

  • 反り腰・反動動作を控える
  • 立つときは壁や太ももに手を添えて

STEP8|排便・咳・くしゃみに注意

✅ DO 腹圧が急激に高まる動作を避ける
🎯 GO 無理のない方法で乗り切れる工夫ができた

💡 HOW

  • トイレは前かがみを避ける/咳くしゃみは横向きや支えを使う

STEP9|受診する医療機関を決める

✅ DO 整形外科または信頼できる治療院の予約を検討
🎯 GO 翌日までに受診予定が立っている

💡 HOW

  • 慢性腰痛と区別するため、専門家の判断が必要

STEP10|プレー再開まで焦らない意思決定

✅ DO 「まず治す」を優先と家族・コーチと確認する
🎯 GO 気持ちが焦らず冷静な判断ができている

💡 HOW

  • 「何日で戻る」より「どう戻るか」の会話をする
  • 判断を先延ばししないことも大切

腰痛RTPロードマップ|STEP11〜20|痛みの軽減と日常動作回復フェーズ

STEP11|起床時の痛みの確認

✅ DO 朝起きたときの腰の状態をチェックする
🎯 GO 起床後10分以内にスムーズに動けている

💡 HOW

  • 布団の上で膝を抱える・左右にゴロンで反応確認

STEP12|寝返り・立ち上がり動作の習得

✅ DO 痛みが出ないように寝返り→座位→立位の動作練習
🎯 GO 3連続で痛みなく動作完了できる

💡 HOW

  • 横向き→肘→手→膝→手をついて起き上がる
  • 必ず“壁・手すり・机”などの支点を活用

STEP13|トイレ・洗面動作の確認

✅ DO 日常の屈む動作で痛みの有無を確認
🎯 GO 1日の生活動作を通して痛みが出ていない

💡 HOW

  • 前屈ではなく股関節から曲げる“ヒップヒンジ”意識
  • 洗面時に“膝を曲げて腰を守る姿勢”を確認

STEP14|歩行スピード・歩幅の確認

✅ DO 10〜20mを痛みなく歩けるかチェック
🎯 GO 通常歩行スピード&歩幅で歩ける

💡 HOW

  • 歩幅が狭くなっていないか/重心が後ろに残っていないかを観察

STEP15|体幹インナーマッスルの意識づけ

✅ DO ドローインで腹横筋の収縮を意識する
🎯 GO 呼吸を止めずに10秒維持×5回できる

💡 HOW

  • 仰向けで膝を立て、息を吐きながらお腹を軽く凹ませる

STEP16|痛みのない範囲で膝倒し運動

✅ DO 仰向けで両膝を左右に倒す運動を実施
🎯 GO 左右各10回で痛みなく動作できる

💡 HOW

  • 動かすのは膝と股関節で、腰は浮かせずに保つ

STEP17|キャットアンドドッグで背骨の可動確認

✅ DO 四つ這いで腰を丸める・反らす動きを行う
🎯 GO 各動作で痛みなく10往復できる

💡 HOW

  • 背中から動かし、腰を最後に動かすイメージで

STEP18|骨盤の前後傾スライド確認

✅ DO 立位で骨盤を前後に傾ける動きを実施
🎯 GO 痛みなく骨盤の動きをコントロールできる

💡 HOW

  • 鏡を見ながらお尻を突き出す→丸める動きをゆっくり行う

STEP19|仰向けでの膝抱えストレッチ

✅ DO 仰向けで片膝ずつ胸に近づける
🎯 GO 左右差なく、違和感なく10秒保持可能

💡 HOW

  • 腰が浮かないように注意しながら深く抱え込まない

STEP20|日常生活全体で違和感の有無を確認

✅ DO 1日を通じて痛みの出る動作をメモする
🎯 GO 「今日は1日痛みゼロだった」と言える

💡 HOW

  • 家族と一緒に「今日は何ができた?」を確認
  • できた記録が“次への自信”になる

腰痛RTPロードマップ|STEP21〜30|立位動作・歩行安定・体幹再教育フェーズ

STEP21|立ち姿勢での骨盤ニュートラル確認

✅ DO 壁を使って骨盤の傾きをセルフチェック
🎯 GO 骨盤が前後に傾きすぎず真っ直ぐ立てる

💡 HOW

  • かかと・お尻・背中・頭を壁につけて自然な立位を体感

STEP22|片脚立ちバランステスト

✅ DO 左右片脚で30秒間バランスをとってみる
🎯 GO 左右差なく30秒以上キープできる

💡 HOW

  • 腕を組まず、自然な姿勢で安定できるかを観察

STEP23|ウォーキングフォーム確認

✅ DO 歩行時の上下動・左右ブレをチェック
🎯 GO 肩・骨盤・頭のラインがブレずに歩ける

💡 HOW

  • スマホ撮影や鏡を使って動作観察

STEP24|股関節主導の前屈運動練習

✅ DO ヒップヒンジで腰を使わず前屈する
🎯 GO 腰が丸まらず前屈できる

💡 HOW

  • 膝を軽く曲げ、お尻を引いて前屈動作を練習

STEP25|壁スクワットで体幹コントロール確認

✅ DO 壁に背をつけてゆっくりスクワット
🎯 GO 10回以上痛みなく実施可能

💡 HOW

  • 両足を壁から15〜20cm離して姿勢を保持

STEP26|四つ這いでの対角手脚挙上

✅ DO 四つ這いで片手と反対脚を同時に上げる
🎯 GO 左右各10回、体幹がブレずにできる

💡 HOW

  • 背中が反らない・捻れないように意識して行う

STEP27|ブリッジ(ヒップリフト)導入

✅ DO 仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げる
🎯 GO 腰に痛みなく10回以上可能

💡 HOW

  • 腹圧を意識してゆっくり上下に動かす

STEP28|下半身リズムステップ導入

✅ DO その場足踏み・前後ステップの導入
🎯 GO 1分間継続できて痛みや不安が出ない

💡 HOW

  • 靴を履いて滑らない環境で実施

STEP29|日常の階段昇降に挑戦

✅ DO 手すりを使いながらゆっくり昇降する
🎯 GO 10段以上を痛みなく昇降できる

💡 HOW

  • 上り下りのどちらに痛みが出るか観察

STEP30|安定した体幹での掃除・洗濯・日常動作

✅ DO 掃除機・洗濯カゴの持ち運びで姿勢維持
🎯 GO 日常動作での違和感ゼロを実感できる

💡 HOW

  • 背中を丸めず股関節主導で動作
  • 動作後の腰の反応を自己記録しておく

腰痛RTPロードマップ|STEP31〜40|可動域向上と日常アクティビティ復帰フェーズ

STEP31|股関節回旋ストレッチ導入

✅ DO 仰向けで膝を立て、片膝を反対側に倒す
🎯 GO 左右ともにスムーズに倒せる

💡 HOW

  • 腰を反らずに骨盤ごとねじる感覚を意識

STEP32|キャット&カウの導入

✅ DO 四つ這いで背中を丸め・反らす動きを行う
🎯 GO 背中・腰部の動きが滑らかに連動する

💡 HOW

  • 呼吸に合わせてゆっくりと繰り返す(10回×2セット)

STEP33|ラテラルシフト確認

✅ DO 立位で骨盤だけ左右にスライドさせてみる
🎯 GO スムーズに左右移動でき、痛みなし

💡 HOW

  • 肩が上下しないように骨盤を横にスライド

STEP34|股関節・体幹連動スクワット

✅ DO 自然な姿勢でゆっくりスクワットを行う
🎯 GO 腰を反らず10回連続で行える

💡 HOW

  • 股関節主導で膝が前に出すぎないよう注意

STEP35|ピジョンポーズで股関節伸展ストレッチ

✅ DO うつ伏せで片脚を曲げて前に出す姿勢を取る
🎯 GO 左右バランスよく前屈できる

💡 HOW

  • 腰に負担がない範囲で前傾し、呼吸を深く保つ

STEP36|椅子からの立ち座り10回

✅ DO 背すじを伸ばして立ち座りを10回連続実施
🎯 GO 腰の違和感なくスムーズに完了

💡 HOW

  • できるだけ腕の力を使わず下肢の力で動作

STEP37|ドローイン+腹圧キープ

✅ DO 仰向けや座位でお腹を軽く凹ませる
🎯 GO 10秒間キープ×10回できる

💡 HOW

  • 肩に力を入れず、骨盤底筋を意識

STEP38|軽度のジャンプ動作導入

✅ DO その場で軽く両足ジャンプを試す
🎯 GO 10回以上痛みなくできる

💡 HOW

  • 足元にクッションマットを敷いて衝撃を軽減

STEP39|床からの物拾い動作の確認

✅ DO 前屈して床のものを拾ってみる
🎯 GO 股関節主導で腰の痛みなく実施可能

💡 HOW

  • 背中を丸めずにしゃがむ or 片脚を後ろに引いて行う

STEP40|安定した姿勢での通勤・通学・日常活動

✅ DO バス・電車で立ち続ける、荷物を持つ
🎯 GO 日常動作で不安や痛みがなく行動できる

💡 HOW

  • 荷物を左右交互に持つなど偏りを避ける
  • 休憩・セルフチェックを1日1回取り入れる

腰痛RTPロードマップ|STEP41〜50|中強度運動と体幹持久力フェーズ

STEP41|スプリットスクワット導入

✅ DO 前後に足を開き、片脚ずつスクワット
🎯 GO 左右10回ずつ、腰の違和感なしで実施可能

💡 HOW

  • 前脚の膝がつま先より前に出すぎないよう注意

STEP42|ウォールシット30秒

✅ DO 壁に背をつけて90度で静止
🎯 GO 30秒以上姿勢を保てる

💡 HOW

  • 背中・骨盤を壁につけ、腹圧を保つ

STEP43|プランク20秒×3セット

✅ DO 肘をついてうつ伏せで姿勢を保持
🎯 GO 3セット通して腰が沈まない・痛まない

💡 HOW

  • 腹部に力を入れ、一直線の姿勢を意識

STEP44|クラムシェル+ゴムバンド

✅ DO 横向きで膝を開く運動をバンド付きで行う
🎯 GO 左右20回ずつ、臀部が正しく使える

💡 HOW

  • 骨盤を固定し、脚だけを開く

STEP45|片足立ちバランス保持10秒

✅ DO 左右で10秒ずつ片脚でバランス保持
🎯 GO ぐらつかずに静止できる

💡 HOW

  • 視線を前に固定して姿勢を安定させる

STEP46|体幹ツイスト(座位 or 立位)

✅ DO 体幹を左右に捻る動作を繰り返す
🎯 GO 左右20回、スムーズかつ痛みなくできる

💡 HOW

  • 骨盤は固定して、胸郭から捻るよう意識

STEP47|軽いジョグ(5分間)

✅ DO 平坦な道で5分間ジョギング
🎯 GO 腰に不安感・痛みなく完走できる

💡 HOW

  • 呼吸・フォームを一定に保ち、無理せず行う

STEP48|階段昇降10段×5セット

✅ DO 階段を上り下り10段ずつを5セット行う
🎯 GO 膝・腰に痛みなく継続できる

💡 HOW

  • 手すりを使わずにできると理想

STEP49|サイドブリッジ(15秒×2セット)

✅ DO 横向きで肘・足を支点に姿勢を保持
🎯 GO 左右各2セット、腰のブレなくできる

💡 HOW

  • 体を一直線に保つ意識と腹斜筋の活用

STEP50|日常動作での自己評価スコア記録

✅ DO 起床・通学・階段など日常での調子を記録
🎯 GO 不安や痛みのスコアが2以下(10段階評価)

💡 HOW

  • 簡易日記やアプリで記録、傾向をチェック

腰痛RTPロードマップ|STEP51〜60|ジャンプ・加速・方向転換への導入フェーズ

STEP51|スキップ(その場で軽く)

✅ DO その場で左右交互に軽くスキップ
🎯 GO 10回連続で腰に不安や痛みがない

💡 HOW

  • 反動を最小限にし、バランスを保つ

STEP52|スキップ+前進5m

✅ DO 前方に軽くスキップしながら5m移動
🎯 GO フォームが崩れず、腰の違和感なし

💡 HOW

  • 腕の振りと膝の引き上げを連動させる

STEP53|ジャンピングジャック×20回

✅ DO 開閉ジャンプを連続して行う
🎯 GO 20回行って腰に痛みやつっぱりがない

💡 HOW

  • 膝を軽く曲げて衝撃を吸収する

STEP54|片足ジャンプ(左右各10回)

✅ DO 片脚でジャンプし、着地の安定を見る
🎯 GO ぐらつかずに左右同様にできる

💡 HOW

  • 腕の振りを使って安定させる

STEP55|前方ジャンプ(30cm以上)

✅ DO 前にジャンプし、着地を安定させる
🎯 GO 腰に不安なく30cm以上のジャンプができる

💡 HOW

  • 着地時に膝・股関節を柔らかく使う

STEP56|連続ジャンプ(その場3回)

✅ DO その場で3回連続ジャンプ
🎯 GO 衝撃吸収でき、腰に痛みなし

💡 HOW

  • 上下動を最小限に、柔らかい足取りで

STEP57|加速ドリル(10mダッシュ)

✅ DO 10mの短距離加速を試みる
🎯 GO フォームが崩れず、痛みなし

💡 HOW

  • 初動は低く、姿勢を保ったまま加速

STEP58|スラローム走(5m往復)

✅ DO マーカーを使ってスラロームで走る
🎯 GO 切り返しでの腰の負担がない

💡 HOW

  • 腰をひねりすぎず、膝と股関節を使う

STEP59|方向転換(前→横→後)

✅ DO 3方向への素早い切り替え動作を行う
🎯 GO すべての動作で腰の違和感が出ない

💡 HOW

  • 視線を早めに切り替えることで動作も安定

STEP60|ジャンプ後の静止(1秒キープ)

✅ DO ジャンプ→片足着地→1秒静止を確認
🎯 GO ぐらつかず安定して着地できる

💡 HOW

  • 着地の際に体幹で全身を支える意識

腰痛RTPロードマップ|STEP61〜70|スプリント・競技特性動作の再開フェーズ

STEP61|20mスプリント(1本)

✅ DO 20mダッシュを1本全力で実施
🎯 GO フォームを崩さず、痛みがない

💡 HOW

  • 加速と減速をコントロールしながら実施

STEP62|20mスプリント×3本(1分間隔)

✅ DO 20m全力スプリントを3本、1分間隔で実施
🎯 GO すべての本数でフォームと腰の安定を保てる

💡 HOW

  • 呼吸と体幹の使い方を意識して行う

STEP63|スプリント+減速+ターン

✅ DO 10mダッシュ→減速→180度ターン→再加速
🎯 GO 腰に負担なくスムーズにターン動作できる

💡 HOW

  • 視線と重心の切り替えをスムーズに

STEP64|ジグザグ走(コーン5個使用)

✅ DO 5m間隔のコーン間をジグザグ走で通過
🎯 GO 動作のたびに腰の安定が保てる

💡 HOW

  • 踏み込みごとの股関節コントロールを意識

STEP65|サイドステップ往復×3本

✅ DO 5mサイドステップを左右3往復
🎯 GO 腰の張りや痛みなく繰り返しできる

💡 HOW

  • 腰が上下しないよう、重心を一定に保つ

STEP66|スポットラン+方向転換

✅ DO その場ランニングから前後左右に切り替え
🎯 GO 動作の切り替え時に腰の違和感なし

💡 HOW

  • コアの安定と動き出しの速さを両立

STEP67|バウンディング走

✅ DO 歩幅を大きくして前方に進むジャンプ走
🎯 GO 動作後も腰に不安や痛みなし

💡 HOW

  • 地面の反発を上手く使って進む

STEP68|後方走(10m)

✅ DO 10mの後ろ向き走行
🎯 GO 視線と動作に余裕があり、腰も安定

💡 HOW

  • つま先からの着地とバランス感覚を意識

STEP69|加速→減速→ターン→加速(連続)

✅ DO 加速→減速→ターン→再加速を連続で行う
🎯 GO 腰の不安なしに3セット行える

💡 HOW

  • 重心の移動と切り返しのタイミングを工夫

STEP70|前後ステップ(リズムよく)

✅ DO 前後にリズミカルなステップを10秒間
🎯 GO リズムが乱れず、腰にストレスがない

💡 HOW

  • 膝と股関節を柔らかく使って衝撃を吸収

腰痛RTPロードマップ|STEP71〜80|競技動作の再現と強度アップフェーズ

STEP71|1対0のランニングシュート(バスケ想定)

✅ DO 無人のゴールに向かってドリブルからシュート
🎯 GO 加減速やジャンプに腰の違和感なし

💡 HOW

  • スピード調整と接地衝撃に注意する

STEP72|1対0の左右カットイン

✅ DO 左右方向から切り込んでのフィニッシュ動作
🎯 GO 左右差がなく、切り返しがスムーズ

💡 HOW

  • カッティング時の股関節の可動と安定性を確認

STEP73|ジャンプシュート(静止から)

✅ DO その場でのジャンプシュートを連続3回
🎯 GO ジャンプ後・着地後に腰の違和感なし

💡 HOW

  • 腹圧と股関節の連動を意識する

STEP74|ジャンプシュート(ドリブルから)

✅ DO ドリブルからジャンプシュートを3回実施
🎯 GO 加速→ジャンプ→着地の一連動作が自然

💡 HOW

  • 視線をゴールに向けながら身体を安定させる

STEP75|方向転換ドリブル(5m×5)

✅ DO 5m間隔で5本のコーンを設置しドリブルスラローム
🎯 GO 体幹と重心移動がスムーズにできる

💡 HOW

  • 膝・股関節・腰の連動を確認

STEP76|ストップ&ゴー(笛の合図で)

✅ DO 合図に合わせてストップ&再加速を3回
🎯 GO ストップ時の衝撃に腰の違和感なし

💡 HOW

  • 膝の屈曲と股関節支点で減速コントロール

STEP77|後方→前方ジャンプ切り替え

✅ DO 後方へジャンプ→直後に前方ジャンプ
🎯 GO バランスを崩さず安定して跳べる

💡 HOW

  • 接地時間を短くし、力の吸収→再出力を意識

STEP78|片脚ジャンプ&着地(左右各3回)

✅ DO 左右片脚でジャンプ→着地(3回ずつ)
🎯 GO 腰部への衝撃が少なく、ぐらつきなし

💡 HOW

  • 着地時の足裏・膝・股関節の連動を意識

STEP79|連続ジャンプ(10回)

✅ DO 両脚でジャンプを10回連続で実施
🎯 GO 反復による腰の疲労感・痛みがない

💡 HOW

  • ジャンプの高さよりも姿勢とリズムを優先

STEP80|模擬試合の一部参加(制限付き)

✅ DO 制限時間や接触の少ない状況で模擬ゲームに参加
🎯 GO 実戦強度でも腰のストレスや不安なし

💡 HOW

  • 監督・医療者の判断のもと、段階的に導入

腰痛RTPロードマップ|STEP81〜90|実戦復帰前の最終評価フェーズ

STEP81|模擬試合フル出場(非接触)

✅ DO 接触を避けた形式で模擬試合にフル参加
🎯 GO 運動強度が上がっても痛みや不安なし

💡 HOW

  • スプリント回数やプレー時間を記録する

STEP82|実戦形式の3対3

✅ DO 実戦形式で3対3に参加(接触制限なし)
🎯 GO プレー中に腰の意識がなくなるレベル

💡 HOW

  • 連続プレーや攻守の切り替えを重視

STEP83|フィジカルプレッシャー下での判断

✅ DO 相手との接触を含む状況で判断プレー
🎯 GO プレッシャー下でも身体がスムーズに反応

💡 HOW

  • 予測→反応→実行までの連動性を観察

STEP84|シャトルラン(5-10-5)

✅ DO 5-10-5のシャトルランを全力で実施
🎯 GO 急加速・減速でも腰に問題が出ない

💡 HOW

  • タイムの記録と動きの安定性を評価

STEP85|反復横跳び(20秒)

✅ DO 20秒間での反復横跳びを計測
🎯 GO 動きにブレがなく、回数も基準以上

💡 HOW

  • 重心移動と反発力を滑らかに使えるか確認

STEP86|上体起こしテスト(体幹評価)

✅ DO 30秒での上体起こし回数をチェック
🎯 GO 基準値以上+動作中の腰違和感なし

💡 HOW

  • 腰で反るのではなく、腹筋主導で動作

STEP87|片脚スクワット左右差チェック

✅ DO 左右の片脚スクワットを各10回
🎯 GO 左右差がなく、腰に負担なくできる

💡 HOW

  • 動作中に膝が内側に入らないよう留意

STEP88|本人による主観評価(NRS)

✅ DO 腰の状態について0〜10点で自己評価
🎯 GO スコアが8点以上で不安感なし

💡 HOW

  • 「怖さ」「違和感」など主観的感覚も確認

STEP89|指導者・医療者の総合評価

✅ DO チーム関係者による復帰判断評価
🎯 GO 全員が「問題なし」と一致すること

💡 HOW

  • 客観的視点と信頼関係の両立が大切

STEP90|練習全面復帰

✅ DO 通常練習に全メニュー参加
🎯 GO 数日継続しても痛み・不安なし

💡 HOW

  • 復帰直後はセルフチェックを日々継続

腰痛RTPロードマップ|STEP91〜100|完全競技復帰・再発予防フェーズ

STEP91|競技練習の動画撮影・自己分析

✅ DO 練習中の自分の動きを動画で撮影
🎯 GO 姿勢や動作に過剰な防御反応がない

💡 HOW

  • 専門家や指導者と一緒に映像を振り返る

STEP92|自己セルフケアの再確認

✅ DO 毎日行うケア方法(ストレッチ・温冷など)の継続
🎯 GO 疲労後でも翌日に痛みが出ない

💡 HOW

  • セルフチェック表を使って習慣化を確認

STEP93|試合形式での実戦復帰

✅ DO 公式戦またはそれに準じる実戦参加
🎯 GO プレー中も腰に意識がいかない

💡 HOW

  • 出場時間を段階的に延ばしていく

STEP94|復帰後1週間の状態観察

✅ DO 日ごとの疲労回復・痛みの変化を記録
🎯 GO 全日痛み・違和感が出ない

💡 HOW

  • チェックシートに記録し、主観・客観両面を把握

STEP95|体幹トレーニング(維持期)

✅ DO 週3回以上の体幹強化・姿勢改善トレーニング継続
🎯 GO フォームの安定性が維持されている

💡 HOW

  • プランク・デッドバグ・ヒップリフトなどを軸に構成

STEP96|再発予防のチェックポイント共有

✅ DO 本人・保護者・指導者で共有すべき注意点を明文化
🎯 GO 全員が「腰を守る行動」を理解している

💡 HOW

  • 日常生活・移動時・睡眠姿勢なども含めて確認

STEP97|身体の使い方講習または再学習

✅ DO 体の使い方・姿勢・重心操作の理解を深める
🎯 GO 実技・座学問わず、理解度が高まったと感じる

💡 HOW

  • 動画教材・外部セミナー・院内指導などを活用

STEP98|月1の再評価(メンテナンス)

✅ DO 専門家による定期チェック・ケア継続
🎯 GO 小さな違和感や左右差を早期発見できる

💡 HOW

  • 整形検査・モビリティチェック・姿勢確認を実施

STEP99|定期的な休養の確保

✅ DO 週1〜2日の積極的休養を予定に組み込む
🎯 GO 心身のコンディションを良好に維持できている

💡 HOW

  • ストレスチェックや感情記録も併用すると効果的

STEP100|次の成長のための目標設定

✅ DO 復帰後の成長を見据えた新たな目標を明確にする
🎯 GO 本人のやる気・主体性が回復している

💡 HOW

  • 競技目標・技術課題・習慣の3領域で目標を立てる

 

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