【足関節捻挫】RTPロードマップ100STEP

【足関節捻挫】RTPロードマップ100STEP 親子アスリート支援
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「もう大丈夫」と思ったその瞬間が、一番危ない。

足関節捻挫は、スポーツ現場で最も多いケガのひとつ。

軽く見られがちですが、復帰を焦った結果、何度も繰り返す選手も少なくありません。

この「RTP(Return to Play)ロードマップ100STEP」は、受傷直後から完全復帰までを“明確な基準”で細かくステップ化したものです。


コーチ・保護者・選手自身が「いま何をすべきか」「どこまで回復しているか」を一目で判断できるよう設計されています。

できる/できないを感覚ではなく“基準”で判断する。
復帰を「感覚」ではなく「構造」で導く。

この100STEPを活用し、ケガの再発を防ぎ、安心して次のステージへ踏み出しましょう。

目次

RTPロードマップ|STEP1〜10|受傷直後の炎症コントロール期

STEP1|RICEをすぐに行う

✅ DO(やること) 安静・冷却・圧迫・挙上(RICE)を24時間以内に実施
🎯 GO(進む基準) すべてを初日中に1回以上行い、患部の腫れが悪化していない

💡 HOW(やり方)

安静(Rest)

  • 歩行や運動は避け、痛みが強ければ松葉杖の使用もOK

  • 無理に動かすと腫れや損傷が悪化するリスクあり。

冷却(Ice)

  • 氷をビニール袋(ジップロック)に入れ、患部に当てる。

  • 20分冷却 → 40分休憩のサイクルを、1日3〜5回が目安。

圧迫(Compression)

  • 患部のくるぶしを挟むように「U字型パッド」を当て、弾性包帯で軽く巻く。

  • 締めすぎず、皮膚色や感覚の変化に注意

  • 圧迫は腫れを抑える効果があるが、夜間は外す場合も。

挙上(Elevation)

    • 横になってクッションやタオルで足首を心臓より高く保つ

    • 長時間の立位・座位で腫れが戻らないよう、できるだけ挙上を意識。

応急処置の最新情報はこちら

STEP2|痛みの数値化(VASスケール)

✅ DO VASスケール(0〜10)で安静時の痛みを確認
🎯 GO VASが3以下であること

💡 HOW

  • 本人に「今の痛みを0〜10で表すと?」と質問
  • 朝・昼・夜の平均値で判断

STEP3|歩行チェック

✅ DO 10歩連続で歩いてみる
🎯 GO 痛みなく歩ける(引きずらない)

💡 HOW

  • 室内で靴を履いて歩く
  • 体重を均等にかけて歩けているか確認

STEP4|患部の腫れチェック

✅ DO くるぶし等の周径を測る
🎯 GO 健側との周径差が±5mm以内

💡 HOW

  • メジャーで測る/目視でも「腫れが増えていない」ならOK
  • 朝と夜で比較して変化がないことを確認

STEP5|触診で痛み・熱感の確認

✅ DO 指で軽く押して痛みや熱感を調べる
🎯 GO 圧痛・熱感が著しくないこと

💡 HOW

  • 左右同じ位置を指で比較
  • 腫れ・赤み・内出血の広がりがないかも確認

STEP6|階段昇降テスト

✅ DO 3段昇って、3段降りてみる
🎯 GO 痛み・違和感なしで昇降できる

💡 HOW

  • ゆっくり片足ずつ。手すりありでもOK
  • 途中で不安や痛みが出る場合はSTOP

STEP7|つま先立ち(両脚)

✅ DO 両足でつま先立ち10秒キープ
🎯 GO かかとが左右同じ高さまで上がる/痛みなし

💡 HOW

  • 壁やイスに手を添えてOK
  • 左右差・ぐらつきがないかを確認

STEP8|自転車こぎ(軽負荷)

✅ DO 固定バイクやママチャリで5分間こぐ
🎯 GO ペダル回転で痛みが出ない

💡 HOW

  • スピードはゆっくり、抵抗は最小でOK
  • スタート直後の痛み・違和感が出たら中止

STEP9|しゃがみこみチェック

✅ DO 深くしゃがんでみる(スクワット)
🎯 GO かかとが浮かず、痛みゼロ

💡 HOW

  • 肩幅に開いて、手を前に出す
  • 膝や足首に引っ張り感・痛みがないかを確認

STEP10|GO条件クリア → STEP11へ

✅ DO STEP1〜9をすべて実施・記録
🎯 GO 以下3つを満たす:
① VAS≦3
② 腫れ・痛みの増悪なし
③ 階段・歩行・しゃがみで痛みゼロ

💡 HOW

  • スマホで動画記録を取ると変化が分かりやすい
  • 本人・保護者・コーチでGO判断を共有する

 

RTPロードマップ|STEP11〜20|可動域・筋力評価と基本動作フェーズ

STEP11|関節可動域評価(ゴニオメーター推奨)

✅ DO 患側と健側の可動域を比較
🎯 GO 左右差が5度以内で日常動作に支障なし

💡 HOW

  • 足関節:背屈/底屈を計測(スマホアプリも可)
  • 痛みを伴わず可動できることが条件

STEP12|荷重時の可動域評価

✅ DO 膝立ち・立位でのしゃがみこみなどを観察
🎯 GO 痛みなく左右対称の動作ができる

💡 HOW

  • 片脚でしゃがんでもバランスを崩さないか観察
  • 親やコーチがスマホで録画して確認するとよい

STEP13|等尺性筋力チェック

✅ DO 足首周囲の筋出力を左右比較
🎯 GO 患側での抵抗に耐えられる(親の手でOK)

💡 HOW

  • 背屈・底屈・外反・内反に対して5秒保持できる
  • 痛みや不安が出ないことがGOサイン

STEP14|片脚立位バランステスト

✅ DO 患側での片脚立ちで30秒保持
🎯 GO フラつかず静止できる

💡 HOW

  • 目を開けて、裸足で安全な場所で実施
  • フラつき3回以上→未達

STEP15|片脚カーフレイズ(10回)

✅ DO 患側での踵上げ10回
🎯 GO 左右差・痛み・フォーム崩れなく完了

💡 HOW

  • 壁に手を添えてもOK、フォーム重視
  • ふらつき・左右非対称・痛みがある場合はNG

STEP16|ジョグ10分+歩行観察

✅ DO 軽いジョギングを10分実施
🎯 GO 痛み・違和感・フォーム崩れなし

💡 HOW

  • 親が横から歩き方・走り方を観察する
  • 走行中の片足接地時の左右差を観察

STEP17|軽いジャンプ(連続5回)

✅ DO 患側を含む連続ジャンプ5回
🎯 GO 痛みなし+踏切のタイミングが左右均等

💡 HOW

  • 両足ジャンプから片足ジャンプに移行
  • 動画でスロー再生確認すると差が見える

STEP18|バックスキップ

✅ DO 後ろ向きスキップで足首の反応を確認
🎯 GO 患部の突っ張り感や不安感なし

💡 HOW

  • 足首の可動・反応・荷重がバランスよく使えるかをみる
  • 動画で患部に意識が行きすぎていないか確認

STEP19|スキップ×リズム(左右連携)

✅ DO スキップでリズム感・左右の切り替え動作を見る
🎯 GO テンポよくスムーズに左右が切り替わる

💡 HOW

  • 「右→左→右→左」のテンポに違和感がないか
  • 視線や顔の向きに偏りがないかもチェック

STEP20|STEP21への準備:動的バランス導入OK

✅ DO STEP11〜19がすべてクリアできた
🎯 GO 基本動作・筋力・可動域が競技復帰前提条件を満たす

💡 HOW

  • ここから「ジャンプ・リズム・方向転換」フェーズに進行
  • 心配な項目があれば繰り返してOK

 

RTPロードマップ|STEP21〜30|ジャンプ・リズム・動的バランス導入フェーズ

STEP21|両足ジャンプ(その場)

✅ DO その場で両足ジャンプ10回連続
🎯 GO 高さ・リズム・バランスが一定

💡 HOW

  • 床面マットや着地音も確認材料に
  • フォームが崩れないか撮影確認

STEP22|片足ジャンプ(その場)

✅ DO 患側で片足ジャンプ5回連続
🎯 GO 不安感なく跳ねられる+着地ブレなし

💡 HOW

  • 無意識に庇っていないか動画で確認
  • 親が手を添えつつ安全に実施

STEP23|サイドジャンプ(左右移動)

✅ DO マーカーを左右にまたぎ連続ジャンプ
🎯 GO テンポ・高さが左右で等しく5往復できる

💡 HOW

  • リズムよく跳べるか、着地音に注意
  • ジャンプ軌道が弧を描けていればOK

STEP24|前後ジャンプ

✅ DO 前後にジャンプを連続5回
🎯 GO 後方ジャンプでも怖さなく跳べる

💡 HOW

  • 後方ジャンプで患部の不安感を確認
  • 床マット・芝など環境調整も重要

STEP25|片足ジャンプ → 着地静止

✅ DO 片足でジャンプし、その場に静止
🎯 GO グラつかずに2秒静止できる

💡 HOW

  • 着地時のフォーム、膝・足首の軌道に注目
  • 撮影スロー確認推奨

STEP26|ジャンプ連続 → 片足着地

✅ DO 両足ジャンプ → 片足着地(患側)
🎯 GO 片足での着地姿勢が安定する

💡 HOW

  • 切り替えの瞬間に軸がブレないか確認
  • 動画で身体の中心線を見る

STEP27|リズムジャンプ(リズム変化)

✅ DO メトロノーム等に合わせてリズムジャンプ
🎯 GO テンポ変化に柔軟に対応できる

💡 HOW

  • 速く→遅く→普通の順で切り替え
  • 音源やスマホアプリの活用も◎

STEP28|ステップ→ストップ動作

✅ DO 3歩ステップ→ストップ→静止
🎯 GO 患側主導でも姿勢保持できる

💡 HOW

  • 膝と足首の向きが一直線になっているか
  • 止まった瞬間にふらつかないか

STEP29|コーンステップ(回避動作)

✅ DO コーンを使って左右に回避ステップ
🎯 GO 反応よく切り返し動作ができる

💡 HOW

  • 親が声掛けで左右をランダム指定
  • 1m間隔で3つ設置、3往復で確認

STEP30|STEP31への準備:切り返し導入OK

✅ DO STEP21〜29がすべてクリア
🎯 GO ジャンプ・ステップ・回避が安定

💡 HOW

  • ここから「切り返し・シャトルラン・方向転換」へ進行

RTPロードマップ|STEP31〜40|スラローム・シャトル・競技動作導入フェーズ

STEP31|サイドステップ(連続3m)

✅ DO 左右3mずつサイドステップ3往復
🎯 GO リズムと方向性に乱れがない

💡 HOW

  • 腰が上下にブレず移動できるか確認
  • タイムを計測して左右差の把握も◎

STEP32|シャトルステップ(5-5-5)

✅ DO 5m→戻る→5m、3往復を連続実施
🎯 GO 切り返し時に痛み・不安なし

💡 HOW

  • コーン間5mの直線で実施
  • 声掛けや拍手でスタートを指示して反応確認

STEP33|スラローム(ジグザグ走)

✅ DO コーン6本でジグザグ走行3往復
🎯 GO リズム良く、重心が低い状態で回避できる

💡 HOW

  • 1.5m間隔でコーンをジグザグ配置
  • 動画撮影して左右の踏み込み差を確認

STEP34|バックペダル+ターン

✅ DO 3m後退→ターン→前進を2回連続
🎯 GO スムーズな方向転換+膝の向き安定

💡 HOW

  • 後ろに下がるときに視線が下がらないか
  • ターン時の回転方向と足元確認

STEP35|反応ステップ

✅ DO 声やジェスチャー指示で左右動作を反応
🎯 GO 反応が0.5秒以内でスムーズに切り替え

💡 HOW

  • 親やコーチが不規則な指示出し
  • 集中力と身体反応の連動を見る

STEP36|加速→減速(5m)

✅ DO 5m加速 → ピタッと止まる動作3回
🎯 GO 停止動作時にブレ・痛みなし

💡 HOW

  • 止まる位置を明確に設定
  • 動画で上半身と足の動きをチェック

STEP37|方向転換(V字走)

✅ DO V字形に置いたコーンでターン走3セット
🎯 GO 方向転換時も膝の角度・荷重バランス良好

💡 HOW

  • 5m前進→左右2mのコーンでV字形成
  • 動画で重心移動と視線の向きを確認

STEP38|簡易アジリティテスト

✅ DO 8の字走・Z走を組み合わせて20秒間
🎯 GO 患側での踏ん張りやブレなし

💡 HOW

  • コーン配置自由、持続的に方向転換を要求
  • 呼吸・疲労・姿勢の変化も確認ポイント

STEP39|ジャンプ → ステップ連動

✅ DO ジャンプ直後にステップを即実施
🎯 GO 着地からの動き出しがスムーズ

💡 HOW

  • バスケやバレーを想定して設計
  • 上半身の使い方も観察材料

STEP40|STEP41への準備:競技動作に入る準備OK

✅ DO STEP31〜39がすべてクリア
🎯 GO スラローム・シャトル・反応動作に問題なし

💡 HOW

  • ここから競技に近い「実戦形式動作」へ進行

RTPロードマップ|STEP41〜50|競技復帰最終確認・心理面・セルフケア継続

STEP41|競技動作再現(ノンコンタクト)

✅ DO 競技特有の動作を5割強度で再現
🎯 GO 不安や痛みを伴わずに動作できる

💡 HOW

  • バスケならドリブル・パス・シュートを強度50%で
  • 反復しながら姿勢・反応を観察

STEP42|ゲーム想定ランダム動作

✅ DO 想定プレーを本人が組み合わせて実行
🎯 GO 組み合わせ時にも安定した動きができる

💡 HOW

  • コーンを使ってシュミレーション動作
  • 本人の判断力と反応力も観察

STEP43|ジャンプ+接触を想定したステップ

✅ DO ジャンプ直後に人やクッションとの接触あり
🎯 GO 衝撃に対してもバランスが崩れない

💡 HOW

  • 軽い押しや肩接触を入れてみる
  • バスケ・サッカーなど対人動作の導入

STEP44|試合形式(部分参加)

✅ DO 練習試合や紅白戦で部分的にプレー
🎯 GO 試合環境でも動き・判断に不安がない

💡 HOW

  • ポジション制限やプレー範囲を限定して参加
  • プレー直後の本人の声・感覚を記録

STEP45|試合形式(通常参加)

✅ DO 通常のメニューでチーム練習に参加
🎯 GO 通常練習でも支障なし・疲労感も問題なし

💡 HOW

  • 途中参加→フル参加の流れで実施
  • 1日の終わりに痛み・不安の有無確認

STEP46|メンタルチェック

✅ DO 怖さ・不安・迷いについて本人と共有
🎯 GO 「大丈夫」と本人が自信を持って言える

💡 HOW

  • Yes/Noでなく「なぜそう思うか」も聞く
  • 第三者の前でも「自信あり」と言えるか

STEP47|保護者・指導者の確認

✅ DO 家庭・現場からの観察視点を共有
🎯 GO プレー姿勢・習慣に日常的な不安がない

💡 HOW

  • 家庭での動作や学校生活もチェック対象
  • 生活リズム・睡眠も合わせて確認

STEP48|セルフケア実行の習慣化

✅ DO ウォームアップ・クールダウン・ケア継続
🎯 GO セルフケアが本人の習慣になっている

💡 HOW

  • タイミング・内容・実施頻度を記録
  • ルーティンとして定着しているか確認

STEP49|今後の再発予防プラン確認

✅ DO 再発しない生活・練習設計を明文化
🎯 GO 家族・チーム内で共有されている

💡 HOW

  • 紙に書き出し・写真で保存など方法問わず
  • 本人以外も再確認できる形がベスト

STEP50|次ステージへの準備OK

✅ DO 41〜49のすべてのチェックが完了
🎯 GO 競技・日常・心理面・習慣が全て整っている

💡 HOW

  • すべての項目を第三者視点で再評価
  • 万全の状態でステップ51以降へ

RTPロードマップ|STEP51〜60|再発予防と復帰後の応用動作フェーズ

STEP51|連戦・連続プレーの疲労チェック

✅ DO 2日以上連続で競技に参加
🎯 GO 2日目の朝・プレー中に痛みや不調がない

💡 HOW

  • 前日プレー後の疲労回復度を主観・客観で確認
  • 筋肉痛・重さ・むくみが残っていないか

STEP52|連戦でのパフォーマンス維持

✅ DO 2日間のプレーでスキル・体力の維持
🎯 GO 初日と2日目でパフォーマンスに差がない

💡 HOW

  • プレー中の走力・ジャンプ力・反応などを比較
  • 試合映像で客観的評価もOK

STEP53|試合中の衝突や転倒への対応

✅ DO ゲーム中に軽度の接触・転倒を経験
🎯 GO 起き上がりや次の動作に支障がない

💡 HOW

  • ぶつかった後の表情・動作・判断を観察
  • 本人の主観とプレー映像を比較

STEP54|練習後のセルフケア継続確認

✅ DO 練習後にアイシング・ストレッチを実施
🎯 GO 実施頻度と内容に偏りなく継続できている

💡 HOW

  • 記録アプリ・手書きメモなどで確認
  • やっているつもりになっていないかを点検

STEP55|自己判断での休息・調整

✅ DO 体調・筋疲労に応じて本人が調整選択
🎯 GO 「今は休むべき」という判断ができる

💡 HOW

  • 保護者や指導者に相談できる雰囲気づくり
  • 過去の失敗体験を参考にする

STEP56|トレーニングの段階的再開

✅ DO 体幹・下肢トレーニングを週2回以上実施
🎯 GO 3週間以上継続できておりフォームも安定

💡 HOW

  • エラー動作がないかを動画でチェック
  • 体幹・中臀筋・足趾トレも含む

STEP57|フォーム修正を意識した日常動作

✅ DO 歩行・階段・椅子座りで正しい軸を意識
🎯 GO 外部から見てもフォームが安定している

💡 HOW

  • スマホ動画で日常の動作を撮影
  • 左右バランス・重心の乗せ方を確認

STEP58|学校生活でのトラブル確認

✅ DO 体育・通学・部活での負担を振り返る
🎯 GO 違和感や問題が1週間以上出ていない

💡 HOW

  • 体育での走る・飛ぶ動作もチェック
  • 部活での練習強度を記録

STEP59|競技以外での怪我予防習慣

✅ DO 朝・帰宅後のケアや姿勢への意識づけ
🎯 GO 親が言わずとも習慣として実施できる

💡 HOW

  • 起床時のストレッチやルーティン
  • テレビを見るときの座り方なども対象

STEP60|次フェーズへの決意共有

✅ DO 本人が次のフェーズや目標を言語化
🎯 GO 家族・指導者に言葉で明確に伝えられる

💡 HOW

  • 「次に何をするか」「なぜやるか」まで表現
  • 書き出す/動画に残すのもOK

RTPロードマップ|STEP61〜70|継続ケアと競技応用力の確立フェーズ

STEP61|週3以上の競技参加を継続

✅ DO 週3回以上の練習または試合に参加
🎯 GO 1か月以上トラブルなく継続できている

💡 HOW

  • 出席状況と体調を記録表やアプリで確認
  • 欠席理由が痛みや疲労でないことを確認

STEP62|強度を上げた競技練習の適応

✅ DO スクリメージや全体練習にフル参加
🎯 GO 練習後や翌日に痛み・違和感が出ない

💡 HOW

  • 練習強度を主観と客観の両面で記録
  • トレーナーやコーチからのフィードバックを活用

STEP63|連続動作中の動きの質を確認

✅ DO 連続ジャンプ・カット・ストップ動作を実施
🎯 GO 軸・フォームの崩れなく3回以上継続可能

💡 HOW

  • ビデオ撮影して横・後方から動作チェック
  • 片足ジャンプ・反復ステップも対象

STEP64|複雑なゲーム動作での不安なし

✅ DO ピボット・ジャンプシュート・スクリーン回避など
🎯 GO 本人が「怖さなし」と即答できる

💡 HOW

  • 練習動画を見ながら主観的感覚を確認
  • 恐怖心がある場合は段階的練習に戻す

STEP65|チーム練習中の声かけや判断

✅ DO 練習中に声出し・状況判断を積極的に実施
🎯 GO ケガ前と同等の行動が見られる

💡 HOW

  • 指導者・保護者の観察を記録
  • 練習後の感想や振り返りも活用

STEP66|家でのセルフケアが習慣化

✅ DO 練習の有無にかかわらずセルフケアを継続
🎯 GO 1か月以上継続できており定着している

💡 HOW

  • 親の声かけなしで自然に実行できているか
  • 動画でルーティン化された証拠も残す

STEP67|反復横跳びの左右差なし

✅ DO 20秒間の反復横跳びを2回実施
🎯 GO 左右方向で回数差が2回以内

💡 HOW

  • 1回目と2回目で疲労による低下がないかも確認
  • 床のラインを使って動画撮影が有効

STEP68|ジャンプ着地の静止確認

✅ DO 両足・片足ジャンプからの着地で静止
🎯 GO 1秒以上ぶれずに静止できる

💡 HOW

  • 下半身の安定性・体幹のブレを評価
  • 鏡やスマホ動画を活用

STEP69|自主練習内容の質と量確認

✅ DO 自主的に練習・トレーニングを週2回以上
🎯 GO 3週以上継続し内容に成長が見える

💡 HOW

  • 内容記録・動画比較で効果測定
  • 部位別・目的別のバランスも確認

STEP70|ケガ以前より高い意識の表出

✅ DO 復帰後に学んだこと・感じたことを言語化
🎯 GO 競技への向き合い方に変化・成長がある

💡 HOW

  • 親やコーチとの対話で気づきの深さを測る
  • 書き出し・スピーチなど表現方法も自由

RTPロードマップ|STEP71〜80|実践力と影響力の発揮フェーズ

STEP71|プレッシャー下での判断動作

✅ DO 対人プレッシャーの中でのパス・シュート選択
🎯 GO 焦らず的確にプレーを選択できる

💡 HOW

  • 練習中の映像で判断力・スピードを評価
  • プレッシャーのかけ方も段階的に調整

STEP72|声かけ・巻き込み力の発揮

✅ DO 仲間への声かけ・フォロー・リーダーシップを発揮
🎯 GO チーム内での存在感が回復している

💡 HOW

  • コーチやチームメイトの評価も取り入れる
  • 復帰直後との比較で成長を確認

STEP73|プレー中の視野の広がり

✅ DO 視野を広く使った展開・判断ができる
🎯 GO 固まった動きがなく、自然な判断ができている

💡 HOW

  • ビデオ分析でプレーの選択肢の有無を確認
  • ボール保持中・非保持中の視野を記録

STEP74|ポジション別動作への適応

✅ DO ポジションに求められる動作(例:ガードの切り返し)を実施
🎯 GO 他の選手と同レベルの動きができる

💡 HOW

  • チーム内比較で動きのレベルを可視化
  • 指導者の評価も併用

STEP75|実戦形式でのケガ意識ゼロ

✅ DO 試合形式でのプレー中にケガへの意識が出ない
🎯 GO 本人が「ケガを忘れてプレーできた」と言える

💡 HOW

  • 試合後の本人コメントを記録
  • 試合中の動作に迷いがないかを観察

STEP76|セルフケアの内容が進化

✅ DO セルフケアのバリエーションを自分で選べている
🎯 GO 自身の体調に合わせて内容を調整できる

💡 HOW

  • その日の状態に応じたケア内容の記録
  • 親任せから自主判断への変化を確認

STEP77|ストレッチや食事の習慣化

✅ DO 食事・水分・睡眠・柔軟を意識して実行
🎯 GO 習慣として記録し継続できている

💡 HOW

  • 食事内容や睡眠時間の記録を親子で管理
  • ストレッチは動画提出や日誌記録でもOK

STEP78|練習や試合後の体調申告

✅ DO 練習や試合後に自ら体調や痛みを報告
🎯 GO 我慢や隠すことなく表現できている

💡 HOW

  • 「痛い」と言える環境づくりが前提
  • 報告内容は記録して変化を追う

STEP79|第3者への動作説明ができる

✅ DO 自分の動作を言語化・説明できる
🎯 GO 目的・動作・感覚を具体的に言葉にできる

💡 HOW

  • ミニ講座や後輩へのアドバイス形式で実施
  • インスタや日記でも代用可

STEP80|周囲からの信頼感の回復

✅ DO 周囲からの「もう大丈夫だね」の声
🎯 GO 保護者・指導者・仲間が安心して見ていられる

💡 HOW

  • 周囲の声をメモ・記録して残す
  • 信頼される行動(挨拶・準備・配慮)も重要

RTPロードマップ|STEP81〜90|本番対応力・実戦耐性の最終確認フェーズ

STEP81|高強度な試合形式での実施

✅ DO 90%以上の実戦強度でのゲームに参加
🎯 GO 試合通して動きが継続・判断も落ちない

💡 HOW

  • トラッキングツールや動画で強度を数値化
  • プレー時間と判断精度を記録

STEP82|試合前のルーティン確立

✅ DO 自身に合った試合前準備ができている
🎯 GO 試合ごとにルーティンを再現できる

💡 HOW

  • ウォームアップやケアを自ら計画
  • 試合前の心理状態や体調も記録

STEP83|痛みの再発がない状態維持

✅ DO 試合や練習後も痛み・違和感が出ていない
🎯 GO 少なくとも3回以上の試合で問題なし

💡 HOW

  • 試合ごとのセルフチェックと記録
  • 親・指導者・医療者による客観的確認

STEP84|疲労への対処力

✅ DO 連戦・連日練習後の体調回復力を保つ
🎯 GO 疲労困憊でも翌日復調できている

💡 HOW

  • 食事・睡眠・ケアのセルフプランを確認
  • リカバリーの工夫(交代浴など)も実施

STEP85|メンタルコンディションの安定

✅ DO 不安や緊張に飲まれず普段通りの力を出せる
🎯 GO 安定して練習・試合に取り組める

💡 HOW

  • 日々の気分や集中力の記録
  • メンタルトレーニングや声かけも併用

STEP86|試合中のピンチ対応力

✅ DO リードされている展開でも冷静に対応
🎯 GO 状況に応じて自らの役割を実行できる

💡 HOW

  • プレー中の声・行動を動画で確認
  • 試合後の自己評価シートを活用

STEP87|体調管理表の継続

✅ DO 日々の食事・睡眠・ケアを記録・継続
🎯 GO 3週間以上、継続記録されている

💡 HOW

  • 紙・アプリ問わず、記録を続けて見える化
  • 振り返りで体調との因果関係を把握

STEP88|外的要因への柔軟な対応

✅ DO 天候・会場・環境の変化にも順応
🎯 GO 慣れない状況下でもいつも通り動ける

💡 HOW

  • アウェイ試合や合同練習で実践
  • 不安を事前に共有して対処

STEP89|ライフスタイル全体の安定

✅ DO 学業・家庭・部活すべてのリズムが整っている
🎯 GO 急な予定変更にも柔軟に対応

💡 HOW

  • スケジュール管理アプリなどで可視化
  • 保護者・本人のストレス状況も確認

STEP90|目標再設定と共有

✅ DO 次なる個人目標・チーム目標を明文化
🎯 GO 仲間や指導者と共有できている

💡 HOW

  • ノート・アプリなどでビジュアル化
  • 保護者・コーチに対して口頭で説明

RTPロードマップ|STEP91〜100|完全復帰+競技力アップの未来設計フェーズ

STEP91|自立的トレーニング継続

✅ DO メニューを自ら管理して継続している
🎯 GO 週3回以上、3週間継続記録がある

💡 HOW

  • トレーニング日誌・アプリで実施内容を記録
  • 自分で負荷・休養の調整ができる

STEP92|自己管理力の共有

✅ DO 自身の身体・メンタル状況を説明できる
🎯 GO チーム内・保護者に共有できている

💡 HOW

  • 簡易チェックシートの活用
  • LINEや日誌で日々報告

STEP93|パフォーマンス向上への実践

✅ DO RTP以前よりパフォーマンスが上がっている
🎯 GO 客観指標・主観指標の両面で向上確認

💡 HOW

  • ジャンプ高・スプリント・筋力など再測定
  • 本人・保護者・コーチのアンケート評価

STEP94|課題の再発見と克服

✅ DO 以前気づかなかった課題に取り組み中
🎯 GO 弱点改善トレーニングを習慣化している

💡 HOW

  • フィードバックノートに記録
  • 月1回以上の目標修正と振り返り

STEP95|支える人への感謝表現

✅ DO 支えてくれた人へ言葉や行動で感謝を伝えた
🎯 GO コーチ・親・医療者へ定期的に伝えている

💡 HOW

  • 手紙や一言メッセージで表現
  • 「ありがとうタイム」などチームで実施

STEP96|他選手への気配り・共有

✅ DO 自分の経験を他の選手と共有できる
🎯 GO チーム内でケガ・セルフケアの話ができる

💡 HOW

  • チーム内で「ケガノート」など共有
  • 後輩へアドバイスできる機会を設ける

STEP97|競技内外での自己目標設定

✅ DO 競技以外の生活でも目標を立てている
🎯 GO 月ごとの目標と振り返りができている

💡 HOW

  • 生活・学習・習慣面でも記録と計画
  • 親と定期的に目標の確認

STEP98|未来のビジョン明確化

✅ DO 将来像を思い描き、それに向けた行動がある
🎯 GO ビジョンを紙やアプリに可視化している

💡 HOW

  • 夢マップやキャリアシートの作成
  • 面談や対話を通じて深掘り

STEP99|セルフモチベート力の発揮

✅ DO やらされずに自ら取り組む姿勢がある
🎯 GO 他者に頼らず習慣が回せている

💡 HOW

  • 朝のルーティンや週末課題など自己発案
  • セルフチェック表で自律度を確認

STEP100|自分の体と心に責任を持つ

✅ DO 自分の体・心の状態を理解し、守れている
🎯 GO ケガ前より自分のコンディションを大切にしている

💡 HOW

  • 体の声に耳を傾け、無理をしない選択ができる
  • 周囲の支援を活かしつつ、自分で判断できる

 

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