「もう大丈夫」と思ったその瞬間が、一番危ない。
足関節捻挫は、スポーツ現場で最も多いケガのひとつ。
軽く見られがちですが、復帰を焦った結果、何度も繰り返す選手も少なくありません。
この「RTP(Return to Play)ロードマップ100STEP」は、受傷直後から完全復帰までを“明確な基準”で細かくステップ化したものです。
コーチ・保護者・選手自身が「いま何をすべきか」「どこまで回復しているか」を一目で判断できるよう設計されています。
✅ できる/できないを感覚ではなく“基準”で判断する。
✅ 復帰を「感覚」ではなく「構造」で導く。
この100STEPを活用し、ケガの再発を防ぎ、安心して次のステージへ踏み出しましょう。
目次
- 1 RTPロードマップ|STEP1〜10|受傷直後の炎症コントロール期
- 2 RTPロードマップ|STEP11〜20|可動域・筋力評価と基本動作フェーズ
- 3 RTPロードマップ|STEP21〜30|ジャンプ・リズム・動的バランス導入フェーズ
- 4 RTPロードマップ|STEP31〜40|スラローム・シャトル・競技動作導入フェーズ
- 5 RTPロードマップ|STEP41〜50|競技復帰最終確認・心理面・セルフケア継続
- 6 RTPロードマップ|STEP51〜60|再発予防と復帰後の応用動作フェーズ
- 7 RTPロードマップ|STEP61〜70|継続ケアと競技応用力の確立フェーズ
- 8 RTPロードマップ|STEP71〜80|実践力と影響力の発揮フェーズ
- 9 RTPロードマップ|STEP81〜90|本番対応力・実戦耐性の最終確認フェーズ
- 10 RTPロードマップ|STEP91〜100|完全復帰+競技力アップの未来設計フェーズ
RTPロードマップ|STEP1〜10|受傷直後の炎症コントロール期
STEP1|RICEをすぐに行う
✅ DO(やること) | 安静・冷却・圧迫・挙上(RICE)を24時間以内に実施 |
---|---|
🎯 GO(進む基準) | すべてを初日中に1回以上行い、患部の腫れが悪化していない |
💡 HOW(やり方)
安静(Rest)
-
歩行や運動は避け、痛みが強ければ松葉杖の使用もOK。
-
無理に動かすと腫れや損傷が悪化するリスクあり。
冷却(Ice)
-
氷をビニール袋(ジップロック)に入れ、患部に当てる。
-
20分冷却 → 40分休憩のサイクルを、1日3〜5回が目安。
圧迫(Compression)
-
患部のくるぶしを挟むように「U字型パッド」を当て、弾性包帯で軽く巻く。
-
締めすぎず、皮膚色や感覚の変化に注意。
-
圧迫は腫れを抑える効果があるが、夜間は外す場合も。
挙上(Elevation)
-
-
横になってクッションやタオルで足首を心臓より高く保つ。
-
長時間の立位・座位で腫れが戻らないよう、できるだけ挙上を意識。
-
STEP2|痛みの数値化(VASスケール)
✅ DO | VASスケール(0〜10)で安静時の痛みを確認 |
---|---|
🎯 GO | VASが3以下であること |
💡 HOW
- 本人に「今の痛みを0〜10で表すと?」と質問
- 朝・昼・夜の平均値で判断
STEP3|歩行チェック
✅ DO | 10歩連続で歩いてみる |
---|---|
🎯 GO | 痛みなく歩ける(引きずらない) |
💡 HOW
- 室内で靴を履いて歩く
- 体重を均等にかけて歩けているか確認
STEP4|患部の腫れチェック
✅ DO | くるぶし等の周径を測る |
---|---|
🎯 GO | 健側との周径差が±5mm以内 |
💡 HOW
- メジャーで測る/目視でも「腫れが増えていない」ならOK
- 朝と夜で比較して変化がないことを確認
STEP5|触診で痛み・熱感の確認
✅ DO | 指で軽く押して痛みや熱感を調べる |
---|---|
🎯 GO | 圧痛・熱感が著しくないこと |
💡 HOW
- 左右同じ位置を指で比較
- 腫れ・赤み・内出血の広がりがないかも確認
STEP6|階段昇降テスト
✅ DO | 3段昇って、3段降りてみる |
---|---|
🎯 GO | 痛み・違和感なしで昇降できる |
💡 HOW
- ゆっくり片足ずつ。手すりありでもOK
- 途中で不安や痛みが出る場合はSTOP
STEP7|つま先立ち(両脚)
✅ DO | 両足でつま先立ち10秒キープ |
---|---|
🎯 GO | かかとが左右同じ高さまで上がる/痛みなし |
💡 HOW
- 壁やイスに手を添えてOK
- 左右差・ぐらつきがないかを確認
STEP8|自転車こぎ(軽負荷)
✅ DO | 固定バイクやママチャリで5分間こぐ |
---|---|
🎯 GO | ペダル回転で痛みが出ない |
💡 HOW
- スピードはゆっくり、抵抗は最小でOK
- スタート直後の痛み・違和感が出たら中止
STEP9|しゃがみこみチェック
✅ DO | 深くしゃがんでみる(スクワット) |
---|---|
🎯 GO | かかとが浮かず、痛みゼロ |
💡 HOW
- 肩幅に開いて、手を前に出す
- 膝や足首に引っ張り感・痛みがないかを確認
STEP10|GO条件クリア → STEP11へ
✅ DO | STEP1〜9をすべて実施・記録 |
---|---|
🎯 GO | 以下3つを満たす: ① VAS≦3 ② 腫れ・痛みの増悪なし ③ 階段・歩行・しゃがみで痛みゼロ |
💡 HOW
- スマホで動画記録を取ると変化が分かりやすい
- 本人・保護者・コーチでGO判断を共有する
RTPロードマップ|STEP11〜20|可動域・筋力評価と基本動作フェーズ
STEP11|関節可動域評価(ゴニオメーター推奨)
✅ DO | 患側と健側の可動域を比較 |
---|---|
🎯 GO | 左右差が5度以内で日常動作に支障なし |
💡 HOW
- 足関節:背屈/底屈を計測(スマホアプリも可)
- 痛みを伴わず可動できることが条件
STEP12|荷重時の可動域評価
✅ DO | 膝立ち・立位でのしゃがみこみなどを観察 |
---|---|
🎯 GO | 痛みなく左右対称の動作ができる |
💡 HOW
- 片脚でしゃがんでもバランスを崩さないか観察
- 親やコーチがスマホで録画して確認するとよい
STEP13|等尺性筋力チェック
✅ DO | 足首周囲の筋出力を左右比較 |
---|---|
🎯 GO | 患側での抵抗に耐えられる(親の手でOK) |
💡 HOW
- 背屈・底屈・外反・内反に対して5秒保持できる
- 痛みや不安が出ないことがGOサイン
STEP14|片脚立位バランステスト
✅ DO | 患側での片脚立ちで30秒保持 |
---|---|
🎯 GO | フラつかず静止できる |
💡 HOW
- 目を開けて、裸足で安全な場所で実施
- フラつき3回以上→未達
STEP15|片脚カーフレイズ(10回)
✅ DO | 患側での踵上げ10回 |
---|---|
🎯 GO | 左右差・痛み・フォーム崩れなく完了 |
💡 HOW
- 壁に手を添えてもOK、フォーム重視
- ふらつき・左右非対称・痛みがある場合はNG
STEP16|ジョグ10分+歩行観察
✅ DO | 軽いジョギングを10分実施 |
---|---|
🎯 GO | 痛み・違和感・フォーム崩れなし |
💡 HOW
- 親が横から歩き方・走り方を観察する
- 走行中の片足接地時の左右差を観察
STEP17|軽いジャンプ(連続5回)
✅ DO | 患側を含む連続ジャンプ5回 |
---|---|
🎯 GO | 痛みなし+踏切のタイミングが左右均等 |
💡 HOW
- 両足ジャンプから片足ジャンプに移行
- 動画でスロー再生確認すると差が見える
STEP18|バックスキップ
✅ DO | 後ろ向きスキップで足首の反応を確認 |
---|---|
🎯 GO | 患部の突っ張り感や不安感なし |
💡 HOW
- 足首の可動・反応・荷重がバランスよく使えるかをみる
- 動画で患部に意識が行きすぎていないか確認
STEP19|スキップ×リズム(左右連携)
✅ DO | スキップでリズム感・左右の切り替え動作を見る |
---|---|
🎯 GO | テンポよくスムーズに左右が切り替わる |
💡 HOW
- 「右→左→右→左」のテンポに違和感がないか
- 視線や顔の向きに偏りがないかもチェック
STEP20|STEP21への準備:動的バランス導入OK
✅ DO | STEP11〜19がすべてクリアできた |
---|---|
🎯 GO | 基本動作・筋力・可動域が競技復帰前提条件を満たす |
💡 HOW
- ここから「ジャンプ・リズム・方向転換」フェーズに進行
- 心配な項目があれば繰り返してOK
RTPロードマップ|STEP21〜30|ジャンプ・リズム・動的バランス導入フェーズ
STEP21|両足ジャンプ(その場)
✅ DO | その場で両足ジャンプ10回連続 |
---|---|
🎯 GO | 高さ・リズム・バランスが一定 |
💡 HOW
- 床面マットや着地音も確認材料に
- フォームが崩れないか撮影確認
STEP22|片足ジャンプ(その場)
✅ DO | 患側で片足ジャンプ5回連続 |
---|---|
🎯 GO | 不安感なく跳ねられる+着地ブレなし |
💡 HOW
- 無意識に庇っていないか動画で確認
- 親が手を添えつつ安全に実施
STEP23|サイドジャンプ(左右移動)
✅ DO | マーカーを左右にまたぎ連続ジャンプ |
---|---|
🎯 GO | テンポ・高さが左右で等しく5往復できる |
💡 HOW
- リズムよく跳べるか、着地音に注意
- ジャンプ軌道が弧を描けていればOK
STEP24|前後ジャンプ
✅ DO | 前後にジャンプを連続5回 |
---|---|
🎯 GO | 後方ジャンプでも怖さなく跳べる |
💡 HOW
- 後方ジャンプで患部の不安感を確認
- 床マット・芝など環境調整も重要
STEP25|片足ジャンプ → 着地静止
✅ DO | 片足でジャンプし、その場に静止 |
---|---|
🎯 GO | グラつかずに2秒静止できる |
💡 HOW
- 着地時のフォーム、膝・足首の軌道に注目
- 撮影スロー確認推奨
STEP26|ジャンプ連続 → 片足着地
✅ DO | 両足ジャンプ → 片足着地(患側) |
---|---|
🎯 GO | 片足での着地姿勢が安定する |
💡 HOW
- 切り替えの瞬間に軸がブレないか確認
- 動画で身体の中心線を見る
STEP27|リズムジャンプ(リズム変化)
✅ DO | メトロノーム等に合わせてリズムジャンプ |
---|---|
🎯 GO | テンポ変化に柔軟に対応できる |
💡 HOW
- 速く→遅く→普通の順で切り替え
- 音源やスマホアプリの活用も◎
STEP28|ステップ→ストップ動作
✅ DO | 3歩ステップ→ストップ→静止 |
---|---|
🎯 GO | 患側主導でも姿勢保持できる |
💡 HOW
- 膝と足首の向きが一直線になっているか
- 止まった瞬間にふらつかないか
STEP29|コーンステップ(回避動作)
✅ DO | コーンを使って左右に回避ステップ |
---|---|
🎯 GO | 反応よく切り返し動作ができる |
💡 HOW
- 親が声掛けで左右をランダム指定
- 1m間隔で3つ設置、3往復で確認
STEP30|STEP31への準備:切り返し導入OK
✅ DO | STEP21〜29がすべてクリア |
---|---|
🎯 GO | ジャンプ・ステップ・回避が安定 |
💡 HOW
- ここから「切り返し・シャトルラン・方向転換」へ進行
RTPロードマップ|STEP31〜40|スラローム・シャトル・競技動作導入フェーズ
STEP31|サイドステップ(連続3m)
✅ DO | 左右3mずつサイドステップ3往復 |
---|---|
🎯 GO | リズムと方向性に乱れがない |
💡 HOW
- 腰が上下にブレず移動できるか確認
- タイムを計測して左右差の把握も◎
STEP32|シャトルステップ(5-5-5)
✅ DO | 5m→戻る→5m、3往復を連続実施 |
---|---|
🎯 GO | 切り返し時に痛み・不安なし |
💡 HOW
- コーン間5mの直線で実施
- 声掛けや拍手でスタートを指示して反応確認
STEP33|スラローム(ジグザグ走)
✅ DO | コーン6本でジグザグ走行3往復 |
---|---|
🎯 GO | リズム良く、重心が低い状態で回避できる |
💡 HOW
- 1.5m間隔でコーンをジグザグ配置
- 動画撮影して左右の踏み込み差を確認
STEP34|バックペダル+ターン
✅ DO | 3m後退→ターン→前進を2回連続 |
---|---|
🎯 GO | スムーズな方向転換+膝の向き安定 |
💡 HOW
- 後ろに下がるときに視線が下がらないか
- ターン時の回転方向と足元確認
STEP35|反応ステップ
✅ DO | 声やジェスチャー指示で左右動作を反応 |
---|---|
🎯 GO | 反応が0.5秒以内でスムーズに切り替え |
💡 HOW
- 親やコーチが不規則な指示出し
- 集中力と身体反応の連動を見る
STEP36|加速→減速(5m)
✅ DO | 5m加速 → ピタッと止まる動作3回 |
---|---|
🎯 GO | 停止動作時にブレ・痛みなし |
💡 HOW
- 止まる位置を明確に設定
- 動画で上半身と足の動きをチェック
STEP37|方向転換(V字走)
✅ DO | V字形に置いたコーンでターン走3セット |
---|---|
🎯 GO | 方向転換時も膝の角度・荷重バランス良好 |
💡 HOW
- 5m前進→左右2mのコーンでV字形成
- 動画で重心移動と視線の向きを確認
STEP38|簡易アジリティテスト
✅ DO | 8の字走・Z走を組み合わせて20秒間 |
---|---|
🎯 GO | 患側での踏ん張りやブレなし |
💡 HOW
- コーン配置自由、持続的に方向転換を要求
- 呼吸・疲労・姿勢の変化も確認ポイント
STEP39|ジャンプ → ステップ連動
✅ DO | ジャンプ直後にステップを即実施 |
---|---|
🎯 GO | 着地からの動き出しがスムーズ |
💡 HOW
- バスケやバレーを想定して設計
- 上半身の使い方も観察材料
STEP40|STEP41への準備:競技動作に入る準備OK
✅ DO | STEP31〜39がすべてクリア |
---|---|
🎯 GO | スラローム・シャトル・反応動作に問題なし |
💡 HOW
- ここから競技に近い「実戦形式動作」へ進行
RTPロードマップ|STEP41〜50|競技復帰最終確認・心理面・セルフケア継続
STEP41|競技動作再現(ノンコンタクト)
✅ DO | 競技特有の動作を5割強度で再現 |
---|---|
🎯 GO | 不安や痛みを伴わずに動作できる |
💡 HOW
- バスケならドリブル・パス・シュートを強度50%で
- 反復しながら姿勢・反応を観察
STEP42|ゲーム想定ランダム動作
✅ DO | 想定プレーを本人が組み合わせて実行 |
---|---|
🎯 GO | 組み合わせ時にも安定した動きができる |
💡 HOW
- コーンを使ってシュミレーション動作
- 本人の判断力と反応力も観察
STEP43|ジャンプ+接触を想定したステップ
✅ DO | ジャンプ直後に人やクッションとの接触あり |
---|---|
🎯 GO | 衝撃に対してもバランスが崩れない |
💡 HOW
- 軽い押しや肩接触を入れてみる
- バスケ・サッカーなど対人動作の導入
STEP44|試合形式(部分参加)
✅ DO | 練習試合や紅白戦で部分的にプレー |
---|---|
🎯 GO | 試合環境でも動き・判断に不安がない |
💡 HOW
- ポジション制限やプレー範囲を限定して参加
- プレー直後の本人の声・感覚を記録
STEP45|試合形式(通常参加)
✅ DO | 通常のメニューでチーム練習に参加 |
---|---|
🎯 GO | 通常練習でも支障なし・疲労感も問題なし |
💡 HOW
- 途中参加→フル参加の流れで実施
- 1日の終わりに痛み・不安の有無確認
STEP46|メンタルチェック
✅ DO | 怖さ・不安・迷いについて本人と共有 |
---|---|
🎯 GO | 「大丈夫」と本人が自信を持って言える |
💡 HOW
- Yes/Noでなく「なぜそう思うか」も聞く
- 第三者の前でも「自信あり」と言えるか
STEP47|保護者・指導者の確認
✅ DO | 家庭・現場からの観察視点を共有 |
---|---|
🎯 GO | プレー姿勢・習慣に日常的な不安がない |
💡 HOW
- 家庭での動作や学校生活もチェック対象
- 生活リズム・睡眠も合わせて確認
STEP48|セルフケア実行の習慣化
✅ DO | ウォームアップ・クールダウン・ケア継続 |
---|---|
🎯 GO | セルフケアが本人の習慣になっている |
💡 HOW
- タイミング・内容・実施頻度を記録
- ルーティンとして定着しているか確認
STEP49|今後の再発予防プラン確認
✅ DO | 再発しない生活・練習設計を明文化 |
---|---|
🎯 GO | 家族・チーム内で共有されている |
💡 HOW
- 紙に書き出し・写真で保存など方法問わず
- 本人以外も再確認できる形がベスト
STEP50|次ステージへの準備OK
✅ DO | 41〜49のすべてのチェックが完了 |
---|---|
🎯 GO | 競技・日常・心理面・習慣が全て整っている |
💡 HOW
- すべての項目を第三者視点で再評価
- 万全の状態でステップ51以降へ
RTPロードマップ|STEP51〜60|再発予防と復帰後の応用動作フェーズ
STEP51|連戦・連続プレーの疲労チェック
✅ DO | 2日以上連続で競技に参加 |
---|---|
🎯 GO | 2日目の朝・プレー中に痛みや不調がない |
💡 HOW
- 前日プレー後の疲労回復度を主観・客観で確認
- 筋肉痛・重さ・むくみが残っていないか
STEP52|連戦でのパフォーマンス維持
✅ DO | 2日間のプレーでスキル・体力の維持 |
---|---|
🎯 GO | 初日と2日目でパフォーマンスに差がない |
💡 HOW
- プレー中の走力・ジャンプ力・反応などを比較
- 試合映像で客観的評価もOK
STEP53|試合中の衝突や転倒への対応
✅ DO | ゲーム中に軽度の接触・転倒を経験 |
---|---|
🎯 GO | 起き上がりや次の動作に支障がない |
💡 HOW
- ぶつかった後の表情・動作・判断を観察
- 本人の主観とプレー映像を比較
STEP54|練習後のセルフケア継続確認
✅ DO | 練習後にアイシング・ストレッチを実施 |
---|---|
🎯 GO | 実施頻度と内容に偏りなく継続できている |
💡 HOW
- 記録アプリ・手書きメモなどで確認
- やっているつもりになっていないかを点検
STEP55|自己判断での休息・調整
✅ DO | 体調・筋疲労に応じて本人が調整選択 |
---|---|
🎯 GO | 「今は休むべき」という判断ができる |
💡 HOW
- 保護者や指導者に相談できる雰囲気づくり
- 過去の失敗体験を参考にする
STEP56|トレーニングの段階的再開
✅ DO | 体幹・下肢トレーニングを週2回以上実施 |
---|---|
🎯 GO | 3週間以上継続できておりフォームも安定 |
💡 HOW
- エラー動作がないかを動画でチェック
- 体幹・中臀筋・足趾トレも含む
STEP57|フォーム修正を意識した日常動作
✅ DO | 歩行・階段・椅子座りで正しい軸を意識 |
---|---|
🎯 GO | 外部から見てもフォームが安定している |
💡 HOW
- スマホ動画で日常の動作を撮影
- 左右バランス・重心の乗せ方を確認
STEP58|学校生活でのトラブル確認
✅ DO | 体育・通学・部活での負担を振り返る |
---|---|
🎯 GO | 違和感や問題が1週間以上出ていない |
💡 HOW
- 体育での走る・飛ぶ動作もチェック
- 部活での練習強度を記録
STEP59|競技以外での怪我予防習慣
✅ DO | 朝・帰宅後のケアや姿勢への意識づけ |
---|---|
🎯 GO | 親が言わずとも習慣として実施できる |
💡 HOW
- 起床時のストレッチやルーティン
- テレビを見るときの座り方なども対象
STEP60|次フェーズへの決意共有
✅ DO | 本人が次のフェーズや目標を言語化 |
---|---|
🎯 GO | 家族・指導者に言葉で明確に伝えられる |
💡 HOW
- 「次に何をするか」「なぜやるか」まで表現
- 書き出す/動画に残すのもOK
RTPロードマップ|STEP61〜70|継続ケアと競技応用力の確立フェーズ
STEP61|週3以上の競技参加を継続
✅ DO | 週3回以上の練習または試合に参加 |
---|---|
🎯 GO | 1か月以上トラブルなく継続できている |
💡 HOW
- 出席状況と体調を記録表やアプリで確認
- 欠席理由が痛みや疲労でないことを確認
STEP62|強度を上げた競技練習の適応
✅ DO | スクリメージや全体練習にフル参加 |
---|---|
🎯 GO | 練習後や翌日に痛み・違和感が出ない |
💡 HOW
- 練習強度を主観と客観の両面で記録
- トレーナーやコーチからのフィードバックを活用
STEP63|連続動作中の動きの質を確認
✅ DO | 連続ジャンプ・カット・ストップ動作を実施 |
---|---|
🎯 GO | 軸・フォームの崩れなく3回以上継続可能 |
💡 HOW
- ビデオ撮影して横・後方から動作チェック
- 片足ジャンプ・反復ステップも対象
STEP64|複雑なゲーム動作での不安なし
✅ DO | ピボット・ジャンプシュート・スクリーン回避など |
---|---|
🎯 GO | 本人が「怖さなし」と即答できる |
💡 HOW
- 練習動画を見ながら主観的感覚を確認
- 恐怖心がある場合は段階的練習に戻す
STEP65|チーム練習中の声かけや判断
✅ DO | 練習中に声出し・状況判断を積極的に実施 |
---|---|
🎯 GO | ケガ前と同等の行動が見られる |
💡 HOW
- 指導者・保護者の観察を記録
- 練習後の感想や振り返りも活用
STEP66|家でのセルフケアが習慣化
✅ DO | 練習の有無にかかわらずセルフケアを継続 |
---|---|
🎯 GO | 1か月以上継続できており定着している |
💡 HOW
- 親の声かけなしで自然に実行できているか
- 動画でルーティン化された証拠も残す
STEP67|反復横跳びの左右差なし
✅ DO | 20秒間の反復横跳びを2回実施 |
---|---|
🎯 GO | 左右方向で回数差が2回以内 |
💡 HOW
- 1回目と2回目で疲労による低下がないかも確認
- 床のラインを使って動画撮影が有効
STEP68|ジャンプ着地の静止確認
✅ DO | 両足・片足ジャンプからの着地で静止 |
---|---|
🎯 GO | 1秒以上ぶれずに静止できる |
💡 HOW
- 下半身の安定性・体幹のブレを評価
- 鏡やスマホ動画を活用
STEP69|自主練習内容の質と量確認
✅ DO | 自主的に練習・トレーニングを週2回以上 |
---|---|
🎯 GO | 3週以上継続し内容に成長が見える |
💡 HOW
- 内容記録・動画比較で効果測定
- 部位別・目的別のバランスも確認
STEP70|ケガ以前より高い意識の表出
✅ DO | 復帰後に学んだこと・感じたことを言語化 |
---|---|
🎯 GO | 競技への向き合い方に変化・成長がある |
💡 HOW
- 親やコーチとの対話で気づきの深さを測る
- 書き出し・スピーチなど表現方法も自由
RTPロードマップ|STEP71〜80|実践力と影響力の発揮フェーズ
STEP71|プレッシャー下での判断動作
✅ DO | 対人プレッシャーの中でのパス・シュート選択 |
---|---|
🎯 GO | 焦らず的確にプレーを選択できる |
💡 HOW
- 練習中の映像で判断力・スピードを評価
- プレッシャーのかけ方も段階的に調整
STEP72|声かけ・巻き込み力の発揮
✅ DO | 仲間への声かけ・フォロー・リーダーシップを発揮 |
---|---|
🎯 GO | チーム内での存在感が回復している |
💡 HOW
- コーチやチームメイトの評価も取り入れる
- 復帰直後との比較で成長を確認
STEP73|プレー中の視野の広がり
✅ DO | 視野を広く使った展開・判断ができる |
---|---|
🎯 GO | 固まった動きがなく、自然な判断ができている |
💡 HOW
- ビデオ分析でプレーの選択肢の有無を確認
- ボール保持中・非保持中の視野を記録
STEP74|ポジション別動作への適応
✅ DO | ポジションに求められる動作(例:ガードの切り返し)を実施 |
---|---|
🎯 GO | 他の選手と同レベルの動きができる |
💡 HOW
- チーム内比較で動きのレベルを可視化
- 指導者の評価も併用
STEP75|実戦形式でのケガ意識ゼロ
✅ DO | 試合形式でのプレー中にケガへの意識が出ない |
---|---|
🎯 GO | 本人が「ケガを忘れてプレーできた」と言える |
💡 HOW
- 試合後の本人コメントを記録
- 試合中の動作に迷いがないかを観察
STEP76|セルフケアの内容が進化
✅ DO | セルフケアのバリエーションを自分で選べている |
---|---|
🎯 GO | 自身の体調に合わせて内容を調整できる |
💡 HOW
- その日の状態に応じたケア内容の記録
- 親任せから自主判断への変化を確認
STEP77|ストレッチや食事の習慣化
✅ DO | 食事・水分・睡眠・柔軟を意識して実行 |
---|---|
🎯 GO | 習慣として記録し継続できている |
💡 HOW
- 食事内容や睡眠時間の記録を親子で管理
- ストレッチは動画提出や日誌記録でもOK
STEP78|練習や試合後の体調申告
✅ DO | 練習や試合後に自ら体調や痛みを報告 |
---|---|
🎯 GO | 我慢や隠すことなく表現できている |
💡 HOW
- 「痛い」と言える環境づくりが前提
- 報告内容は記録して変化を追う
STEP79|第3者への動作説明ができる
✅ DO | 自分の動作を言語化・説明できる |
---|---|
🎯 GO | 目的・動作・感覚を具体的に言葉にできる |
💡 HOW
- ミニ講座や後輩へのアドバイス形式で実施
- インスタや日記でも代用可
STEP80|周囲からの信頼感の回復
✅ DO | 周囲からの「もう大丈夫だね」の声 |
---|---|
🎯 GO | 保護者・指導者・仲間が安心して見ていられる |
💡 HOW
- 周囲の声をメモ・記録して残す
- 信頼される行動(挨拶・準備・配慮)も重要
RTPロードマップ|STEP81〜90|本番対応力・実戦耐性の最終確認フェーズ
STEP81|高強度な試合形式での実施
✅ DO | 90%以上の実戦強度でのゲームに参加 |
---|---|
🎯 GO | 試合通して動きが継続・判断も落ちない |
💡 HOW
- トラッキングツールや動画で強度を数値化
- プレー時間と判断精度を記録
STEP82|試合前のルーティン確立
✅ DO | 自身に合った試合前準備ができている |
---|---|
🎯 GO | 試合ごとにルーティンを再現できる |
💡 HOW
- ウォームアップやケアを自ら計画
- 試合前の心理状態や体調も記録
STEP83|痛みの再発がない状態維持
✅ DO | 試合や練習後も痛み・違和感が出ていない |
---|---|
🎯 GO | 少なくとも3回以上の試合で問題なし |
💡 HOW
- 試合ごとのセルフチェックと記録
- 親・指導者・医療者による客観的確認
STEP84|疲労への対処力
✅ DO | 連戦・連日練習後の体調回復力を保つ |
---|---|
🎯 GO | 疲労困憊でも翌日復調できている |
💡 HOW
- 食事・睡眠・ケアのセルフプランを確認
- リカバリーの工夫(交代浴など)も実施
STEP85|メンタルコンディションの安定
✅ DO | 不安や緊張に飲まれず普段通りの力を出せる |
---|---|
🎯 GO | 安定して練習・試合に取り組める |
💡 HOW
- 日々の気分や集中力の記録
- メンタルトレーニングや声かけも併用
STEP86|試合中のピンチ対応力
✅ DO | リードされている展開でも冷静に対応 |
---|---|
🎯 GO | 状況に応じて自らの役割を実行できる |
💡 HOW
- プレー中の声・行動を動画で確認
- 試合後の自己評価シートを活用
STEP87|体調管理表の継続
✅ DO | 日々の食事・睡眠・ケアを記録・継続 |
---|---|
🎯 GO | 3週間以上、継続記録されている |
💡 HOW
- 紙・アプリ問わず、記録を続けて見える化
- 振り返りで体調との因果関係を把握
STEP88|外的要因への柔軟な対応
✅ DO | 天候・会場・環境の変化にも順応 |
---|---|
🎯 GO | 慣れない状況下でもいつも通り動ける |
💡 HOW
- アウェイ試合や合同練習で実践
- 不安を事前に共有して対処
STEP89|ライフスタイル全体の安定
✅ DO | 学業・家庭・部活すべてのリズムが整っている |
---|---|
🎯 GO | 急な予定変更にも柔軟に対応 |
💡 HOW
- スケジュール管理アプリなどで可視化
- 保護者・本人のストレス状況も確認
STEP90|目標再設定と共有
✅ DO | 次なる個人目標・チーム目標を明文化 |
---|---|
🎯 GO | 仲間や指導者と共有できている |
💡 HOW
- ノート・アプリなどでビジュアル化
- 保護者・コーチに対して口頭で説明
RTPロードマップ|STEP91〜100|完全復帰+競技力アップの未来設計フェーズ
STEP91|自立的トレーニング継続
✅ DO | メニューを自ら管理して継続している |
---|---|
🎯 GO | 週3回以上、3週間継続記録がある |
💡 HOW
- トレーニング日誌・アプリで実施内容を記録
- 自分で負荷・休養の調整ができる
STEP92|自己管理力の共有
✅ DO | 自身の身体・メンタル状況を説明できる |
---|---|
🎯 GO | チーム内・保護者に共有できている |
💡 HOW
- 簡易チェックシートの活用
- LINEや日誌で日々報告
STEP93|パフォーマンス向上への実践
✅ DO | RTP以前よりパフォーマンスが上がっている |
---|---|
🎯 GO | 客観指標・主観指標の両面で向上確認 |
💡 HOW
- ジャンプ高・スプリント・筋力など再測定
- 本人・保護者・コーチのアンケート評価
STEP94|課題の再発見と克服
✅ DO | 以前気づかなかった課題に取り組み中 |
---|---|
🎯 GO | 弱点改善トレーニングを習慣化している |
💡 HOW
- フィードバックノートに記録
- 月1回以上の目標修正と振り返り
STEP95|支える人への感謝表現
✅ DO | 支えてくれた人へ言葉や行動で感謝を伝えた |
---|---|
🎯 GO | コーチ・親・医療者へ定期的に伝えている |
💡 HOW
- 手紙や一言メッセージで表現
- 「ありがとうタイム」などチームで実施
STEP96|他選手への気配り・共有
✅ DO | 自分の経験を他の選手と共有できる |
---|---|
🎯 GO | チーム内でケガ・セルフケアの話ができる |
💡 HOW
- チーム内で「ケガノート」など共有
- 後輩へアドバイスできる機会を設ける
STEP97|競技内外での自己目標設定
✅ DO | 競技以外の生活でも目標を立てている |
---|---|
🎯 GO | 月ごとの目標と振り返りができている |
💡 HOW
- 生活・学習・習慣面でも記録と計画
- 親と定期的に目標の確認
STEP98|未来のビジョン明確化
✅ DO | 将来像を思い描き、それに向けた行動がある |
---|---|
🎯 GO | ビジョンを紙やアプリに可視化している |
💡 HOW
- 夢マップやキャリアシートの作成
- 面談や対話を通じて深掘り
STEP99|セルフモチベート力の発揮
✅ DO | やらされずに自ら取り組む姿勢がある |
---|---|
🎯 GO | 他者に頼らず習慣が回せている |
💡 HOW
- 朝のルーティンや週末課題など自己発案
- セルフチェック表で自律度を確認
STEP100|自分の体と心に責任を持つ
✅ DO | 自分の体・心の状態を理解し、守れている |
---|---|
🎯 GO | ケガ前より自分のコンディションを大切にしている |
💡 HOW
- 体の声に耳を傾け、無理をしない選択ができる
- 周囲の支援を活かしつつ、自分で判断できる
🎁【無料プレゼント】

Makoto Ozaki
\今なら無料プレゼント中!/
親子でできる “ケガ予防・声かけ・習慣づくり”
【親子アスリート完全サポートBOOK】を
▼LINE登録+1分簡単アンケート回答でGET!▼
コメント