アメリカのbackpaintipsfastというInstagram。
backpaintipsfastが紹介している、X脚改善を目的した5種類のトレーニングをブログでお伝えします。
各関節の骨の並びをアライメントと言います。
脚のアライメントの紹介をすると、正常な状態をNormal 、日本で言うX脚は海外ではKnock Kneesで、O脚はBowlegsと言われています。
Normal では立っている時、腰、膝、足首が一直線上にあり、股関節から足首まで線を引くと、その線は膝の中心をまっすぐ通ります。
股関節から足首まで引いた線が、膝の外側に出ている場合、Knock KneesであるX脚。
その線が膝の内側を通っている場合、BowlegsであるO脚となります。
目次
- 1 X脚改善のための効果的なエクササイズ5選
- 1.1 【1】Hip ER Strech 股関節外旋ストレッチ
- 1.2 【2】Tibia CARs in Hip IR 股関節内旋で下腿回旋
- 1.3 【3】Ankle CARs 足関節回旋
- 1.4 【4】Hip Axials in Adduction 内転で股関節回転
- 1.5 【5】Groin Rocks 鼠蹊部ロック
- 2 まとめ
X脚改善のための効果的なエクササイズ5選
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【1】Hip ER Strech 股関節外旋ストレッチ
1.仰向けに寝て、下ろしてる膝の上に、反対側の足首を置く。
2.下ろしてる脚が体側より外に出ないようにする。
3.そのまま、リラックスしながらキープする。
股関節外旋ストレッチのリコンディショング部位
このエクササイズでは、おもにて大殿筋上部線維、中殿筋前部線維,大腿筋膜張筋のをストレッチします。
股関節が深く曲がることで、梨状筋のストレッチも行えます。
股関節内旋ストレッチの回数とセット数
左右各30秒×3セット
股関節外旋ストレッチのポイント
床に着いている脚の大腿部と上半身を1直線に保つ。
股関節を深く曲げてきたときに、腰が捻れたり浮かないように注意する。
柔軟性の向上に効果があるエクササイズです。
股関節内旋ストレッチを自分が行った感想
太ももの内側のストレッチ、可動域を上げるのに良い種目です。
実践後は、股間が動かしやすくなります。
リラックスして行うだけで十分伸びるので、育成年代のアスリートは1セットから行い、正いフォームでやるところから初めてもいいかもしれません。
【2】Tibia CARs in Hip IR 股関節内旋で下腿回旋
1.横になり、膝よりのモモの間にヨガブロックを挟み、股関節45°、膝90°曲げた状態で股関節を内旋回して寝る。
膝を伸ばし、下腿の爪先が内側に向くように回旋させ、膝を曲げていく。
2.膝を曲げたまま爪先が外側に向くようにし、膝下を回旋させ、膝を伸ばしていく。
3.この動作を繰り返す。
規定回数やったら逆の動きもやる。
<逆の動き>
1.膝を伸ばし、下腿の爪先が外側に向くように回旋させ、膝を曲げていく。
2.膝を曲げたまま爪先が内側に向くようにし、膝下を回旋させ、膝を伸ばしていく。
股関節内旋で下腿回旋のリコンディショング部位
このエクササイズでは、おもに、内側ハムストリングである、内旋筋の半腱様筋と半膜様筋、薄筋、縫工筋膝窩筋。
外側ハムストリングである、外旋筋の大腿二頭筋長頭短頭に刺激がはいります。
股関節内旋で下腿回旋の回数とセット数
左右各10回×3セット
股関節内旋で下腿回旋のポイント
膝を伸ばしたときの注意点として、膝を伸ばしきると下腿が回旋できないので、5°くらい曲げた状態でやることをおすすめします。
太ももの間のヨガブロックは、股関節の内旋である、太ももが外側に捻れないようにするためです。
柔軟性の向上のほかに、安定強化にも効果があるエクササイズです。
股関節内旋で下腿回旋を自分が行った感想
下腿の回旋は、スポーツをやっていく上で見逃しがちの部位であり、下腿回旋しながら膝を曲げ伸ばしすることで、可動域を上げながら安定性を強化もできる良い種目です。
実践後は、疲労で下肢が張ってる時は、もも裏が楽になり軽く感じました。
育成年代のアスリートは可動させることを大切に、正いフォームでやることを心がけると良いと思います。
【3】Ankle CARs 足関節回旋
1.床に座り、ヨガブロックに片足を乗せ、膝は自然に屈曲する。
2.足首をゆっくり同方向に大きく回す。
3.足首を回す動きを繰り返す。
足関節回旋のリコンディショング部位
このエクササイズでは、おもに下腿の筋肉をストレッチします
前方には、前脛骨筋、長母指伸筋、長趾伸筋、おもに足関節を背屈させます。
外側には、長腓骨筋、短腓骨筋、おもに足関節を外反させます。
後方(浅)には、腓腹筋、ヒラメ筋、後方(深)には、後脛骨筋、長趾屈筋、長母指屈筋、おもに、足関節を底屈させます。
足関節回旋の回数とセット数
左右各10回×3セット
足関節回旋のポイント
足首を回すときに、下腿部が動かないように、手で押さえるようにしましょう。
ゆっくり、できる限り大きく回すように意識しましょう。
足関節回旋を自分が行った感想
足首を回す時に、爪先を伸ばす方法が固く感じました。
実践後は、ふくらはぎも楽になり、脚がすっきりしました。
育成年代のアスリートは大きく動かすことを大切に、正いフォームでやることを心がけると良いと思います。
【4】Hip Axials in Adduction 内転で股関節回転
1.横向きになり、上側くる脚は股関節と膝が90°になるようし、下側にくる脚は膝を伸ばし、頭からカカトが真っ直ぐになるように寝る。
ヘソの向きが真横になるように、上側の膝をヨガブロックに置き安定させる。
2.下の脚が床から離れるように挙げる。
3.脚を床から挙げたままキープしながら、脚の付け根から内旋、外旋を行う。
内転で股関節回転のリコンディショング部位
このエクササイズでは、ももを内転させて、股関節を回旋する筋肉に刺激を入れながらストレッチします。
太ももが内側捻れる動きである内旋は、小殿筋、大腿筋膜張筋、中殿筋、半膜様筋、半腱様筋。
太ももが外側に捻れる動きである外旋は、主動筋の大殿筋、外旋六筋、補助筋の縫工筋、恥骨筋、中殿筋、小殿筋、大腿二頭筋。
内転で股関節回転の回数とセット数
左右各10回×3セット
内転で股関節回転のポイント
頭から体側をしっかり床につけて安定させるようにしましょう。
下の脚の太ももを床ら出来るだけ浮かせるように、内ももに力を入れるように意識しましょう。
股関節全体の柔軟性の向上に効果があるエクササイズです。
内転で股関節回転を自分が行った感想
やり始めは、股関節を意識して回旋するのが難しく感じました。
実践後は、立った時に股関節が安定し、歩くの楽になりました。
育成年代のアスリートは丁寧に動かすことを大切に、正いフォームでやることを心がけると良いと思います。
【5】Groin Rocks 鼠蹊部ロック
1.膝は約90°で爪先立ち、逆は足を外側に約45°になるようにし、股関節にストレッチがかかるように開く。
手は肩のラインより前方に着くようにする。
2.前方に体を移動させる。
3.一旦停止したのち、もとの位置に戻る。
鼠蹊部ロックのリコンディショング部位
このエクササイズでは、おもに内転筋(太もも内側)をストレッチします。
前方に体を移動することで、伸ばしている脚の太もも内側に刺激がはいります。
鼠蹊部ロックの回数とセット数
左右各10回×3セット
鼠蹊部ロックのポイント
最初のセットしたときに上体が反らないように意識します。
太もも内側の柔軟性の向上に効果があるエクササイズです。
鼠蹊部ロックを自分が行った感想
実践後は、太ももの張りが楽になり、骨盤の後傾するのも楽になりました。
育成年代のアスリートはバランスを大切に、正いフォームでやることを心がけると良いと思います。
まとめ
X脚改善のための効果的なエクササイズ5選いかがでしたか?
アメリカのサイトbackpaintipsfastがInstagramで紹介していたリコンディショニング5選を紹介しました。
X脚改善として紹介されていましたが、股関節を酷使する他のスポーツ選手にも大切なストレッチではないでしょうか。
アメリカの腰痛を取り除くことを紹介するサイトであるBACK PAIN TIPS、国内で紹介されているものと少し違ったりもします。
海外のコーチが紹介する、日本でやってそうでやっていない、リコンディショニング、パフォーマンスアップ方法をこれからも伝えていこうと思います。
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